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今日の
吉行淳之介の名言
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6月17日
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1.
私たち小説家が本を出版してもらう場合、
その編集者が本つくりに愛情をもっているかどうかによって、
ずいぶんと出来栄えが違ってくる。
造本装幀(そうてい)などの、
ほんのちょっとしたことについての心づかいによって、
大きく変わってくるものなのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
世の中には無数の恋人たちが存在し、
その無数の男たちは
それぞれ自分の恋人を「理想の女性」と思っているということは、
大そうめでたい結構な現象というものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
(私の)本当の敵は、
文学に愛情をもっている人間の中にはおらず、
ほかの世界にいるのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
一つの作品を書こうとして、
いよいよ筆を把(と)るときには
あきらめるという心の働きが必要である。
なにをあきらめるか、といえば、
傑作を書こうとする気持、
場合によっては恥をさらすかもしれぬと
拘泥(こうでい)する気持、
そういう気持を
頭の外へ追い出してしまうことである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
本当の才能というものは、
どんなに圧(おさ)え付けられたって
現れ出てくるものだよ。
他人の手で、
芽を摘み取られるものではないさ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
世の中に生きていることを自分に許している以上、
どんなに潔癖なことをいっても、
どこかに俗念があるものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
男が相手を人間として尊重し、
本気で関わりあっていくとき、
男のやさしさは
観念的な形で表れてくる。
思いやりを内側に収めて
秘(ひそ)かに配慮して行動する。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
男性が「誘惑」という言葉を使う箇所に、
女性はこの言葉(=アヴァンチュール)を使う。
男性に誘い惑わされたのではなく、
自分から進んで相手と交際をもった、
というニュアンスが、
女性がその言葉を使う場合に感じられる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
もともと金のない人間が、
金をおしむのは当たり前のことで、
すこしも「ケチ」ではない。
むしろ、金のないのに威勢よく払う行為の方が、
「必要以上」のことで、
それは虚栄につながってくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
(目標に対する)疑い深い気持を捨ててはいけない。
疑えば目標を見失うことになると分かっていても、
やはり疑いつづけなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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