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今日の
吉行淳之介の名言
☆
6月12日
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1.
(女と)理解し合うことをアキラメた男として、
取る態度は二つしかない。
一つは、
とうてい歯の立たぬ存在として、
女性の前にひざまずき、
女神のように崇(あが)めたてまつることである。
もう一つは、
それと全く反対に
女性を人間とみなさず、
物体扱いにすることである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
あまりに生なましい性感を押しつけられると、
女性は反射的に「いやらしい」と叫ぶ傾向がある。
両手で顔をおおって見ないふりをして、
指のすき間からチラチラ覗(のぞ)く、
という例の傾向である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
(男は恋が)「頭にきている」とき(=十代)が、
やはり一番醜態を示すことになる。
相手が接吻させてやろうという態度でいるのに
気が付かずに、
暗い道を歩きながら哲学者の話などしている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
★★★
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
締切日という圧力が
作品を生み出すキッカケになることと、
作品自体の出来ばえとは無関係である。
借金に追われて仕方なく書いた作品が
傑作である場合もあるわけだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
誘惑者というものは、
相手を手に入れること自体よりも、
手に入れるまでのプロセスを愉しむものである。
従って、その過程が複雑になればなるほど、
その愉しみも大きくなる。
場合によっては、
わざとそのプロセスを複雑にすることさえある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
私は、人ごみにもまれているとき、
不意にエアーポケットのようなものに落ちこんだ気分になることがある。
「群衆の中の孤独」を求め、
瞬間的に(その心理空間に)落ちこむのは、
都会生活者にとっての、
一種の生理的要求のようなものではないだろうか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
男の十代の恋は「頭にくる」。
二十、三十となると、
すこし下って心臓にくる。
四十となると、
もっと下って臍(へそ)のあたりにくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
潔癖さだけになれば
自殺してしまうより仕方がない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
私は小説を、
大衆のために果す役目や
人生の教師の役目などと
結びつけるのはまっぴらである。
まっぴらであると同時に、
小説に関してのそういう考え方は、
思い上りというものだとおもう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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