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今日の
吉行淳之介の名言
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1月23日
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1.
私たち小説家が本を出版してもらう場合、
その編集者が本つくりに愛情をもっているかどうかによって、
ずいぶんと出来栄えが違ってくる。
造本装幀(そうてい)などの、
ほんのちょっとしたことについての心づかいによって、
大きく変わってくるものなのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
生きてゆくことにきめたならば、
生きてゆくために便利なことは、
どんどん受容れたほうがよい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
生きているからには、
その「純情」なるものには、
相当にいかがわしいものが含まれている
と考えないわけにはいかない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
エゴイストでない人間がいたら、
お目にかかりたいね。
たとえば
犠牲的な行動をする人間を突動かしているものも、
結局はその人間のエゴイズムだよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
恋慕の情というものが、
初心(うぶ)な人間に忍びこむと、
無分別になる一方、
相手に対する関心をヌケヌケと表明する技巧も知らず、
その純情さがかえって
抑えつけられた情欲の醜さを滲(にじ)み出させるようになることが多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
気に入るということは、
愛することとは別のことである。
気に入るということは、
はるかに微温的なことだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
青年には、
蟹(かに)に似ているタイプが多い。
表面は固い甲羅で鎧(よろ)われているものの、
中身は軟かくてグニャグニャである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
作品の中の自分に
すべてのエネルギイがそそがれる。
そのことは、
余計者であることを認識した人間の、
人生にたいする復讐ともいえる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
患部が医学にとって貴重な材料であるうちは、
その病気は治る見込みはない。
モルモットが死を前提にして扱われるのと同じである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
三十歳の人間には、
その年齢でしか咲かすことのできない美しい花があり、六十歳の人間には
六十歳の花がある。
芸術の美とは、そういうものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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