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今日の
夜に関する名言
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６月２６日
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1.
短夜(みじかよ)や膝に重たき親子猫
（
久保より江
）
2.
冬の夜や頭にありありと深海魚
（
大野林火
）
3.
年の夜やめざめて仰ぐ星ひとつ
（
石田波郷
）
4.
どこかで夜、花火があげられるときほどうつくしいものを、ぼくは知らない。
（中略）それをながめていると、喜びを、そして同時にまた、すぐに消えてしまうのだという不安をいだく。
それが結びついているから、花火がもっと長くつづく場合よりずっと美しいのだ。
（
ヘルマン・ヘッセ
）
5.
とほうみの音の吹かるる夜寒(よさむ)かな
（
太田鴻村
）
6.
明けない夜はない。
（
一般のことわざ・格言
）
7.
稲妻のかきまぜて行(いく)やみよかな
（
向井去来
）
8.
わが旅もいく夜か寝つる春の夢
（
五升庵蝶夢
）
9.
しんとしぬ山の月夜の枝の霜
（
太田鴻村
）
10.
「つまりは、もっと勉強しなくちゃいかんということさ。」
「お互いに。」
徹宵(てっしょう)、議論の揚句(あげく)の果(は)ては、ごろんと寝ころがって、そう言って二人うそぶく。
それが結論である。
それでいいのだとこのごろ思う。
（
太宰治
）
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