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今日の
寺山修司の名言
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5月16日
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1.
マッチ擦(す)るつかのま海に霧ふかし
身捨つるほどの祖国はありや
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
2.
「詩」もことばだと思ってはいるが、
やっぱりことばではないのではないか、
と思うことがある。
詩はことばに毒されてはいるけれども、
素朴に言えば、
イマジネーションの世界なのである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
3.
肉声には暴力のおもむきがあり、
書物のことばには権力の匂いがするのは、
肉声が往復可能であるのに比して、書物が片道伝達しかはたさないからなのかも知れない。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
4.
私は渡りつづけること、旅しつづけることのほかに、何の人生があるものだろうか、と思っている。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
5.
賭博のなかで最大のものは「人生を賭けること」だ。
なぜなら、カジノで負けても奪われるのはお金だけだが、人生で負ければ、奪われるのは命だからである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
6.
自由というのは、もはや、不自由の反対語ではないのである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
7.
「阿呆(あほう)も狂気も、それ自体として捉(とら)えられたことは一度もなかった。
それらを捉えている歴史上の総体──さまざまの概念、さまざまの制度、法治と治安上の処置によって作りあげられてしまったのです。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
8.
サディストは相手をいじめるための工夫を必要とし、鞭(むち)打ったり、縛ったりするために、労働を余儀なくされる。
サディズムは、労働の快楽であり、くたびれることである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
9.
先生と生徒の関係というのは、有識と無識という階級関係によっては成り立たない。
「知らないから教えてやるのだ」とか「できてないから人間を作ってやるのだ」という教育の姿勢は、いつかはブラックボード・ジャングルと呼ばれる「暴力教室」の氾濫(はんらん)を招くことになるだけである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
10.
現代は正義と不正とがはっきり分かれて互いに対決しているということはない。
いかなる戦争の条件にしても、
その最前線に於(おい)ては
一つの正義と、もう一つの正義との、つまり正義同士のぶつかり合いの不条理によって支配されている。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
11.
時には、言葉は思い出にすぎない。
だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。
そして、そんな言葉こそが「名言」ということになるのである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
12.
人生ではやり直しがきかない。
出遅れたら、追い込むしかないのだった。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
13.
現在は「父親不在」の時代であって、社会はつねにその内核に、父的なるものを要求しつづけている。
そして、父親を必要とする政治、宗教が、そのまま父親のいない時代の疲弊(ひへい)を物語っている。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
14.
イカルスはとんだが、ぼくはとべなかった。
とぶことはただの冒険だがとぶことを想うことは思想なのだ、とぼくは自分に言いきかせて、せめてもの心を慰めることにした。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
15.
孤独な人たちの相互慰藉(いしゃ)も含めたうえでいえることは、
友情というものは
「差別」の思想のうえにしか成り立たないということである。
一人を選んで付き合うということは、
とりもなおさず
「他を選ばず、他とは付き合わない」
ということになる。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
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