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今日の
寺山修司の名言
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4月22日
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1.
淋しいという字をじっと見ていると
二本の木が
なぜ涙ぐんでいるのか
よくわかる
ほんとに愛しはじめたときにだけ
淋しさが訪れるのです
(
寺山修司
)
2.
反時代的なものは、どこか喜劇的だ。
そして、喜劇的なものほど、悲しくなってくる。
(
寺山修司
)
3.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
4.
私は、〈過去〉という文字にルビをふるときにエクスペリエンス〈経験〉とするよりも、ストーリー〈物語〉とする方が当たっているという意見で、「過ぎ去ったことはすべて物語にすぎない」と思っている。
(
寺山修司
)
5.
人間の条件は、つねに本質よりもさきに「生」そのものがあるのであって「はじめにことばありき」ではなく「はじめに声ありき」だったのである。
(
寺山修司
)
6.
旅は猫で、想像力はねずみです。
どんなにす早くとんでも、この猫にはねずみを追いこすことなんかできないのです。
(
寺山修司
)
7.
見るという行為は、人間を部分的存在にしてしまう。
もし、世界の全体を見ようとしたら目をとじなければ駄目だ。
(
寺山修司
)
8.
人々はあらかじめ万物を記憶して生まれてくる。
思い出というのは、その中の何を覚えつづけていたか、ということではなく、何を忘却してしまったか、ということによって決定される。
(
寺山修司
)
9.
賭けるたびに儲かってしまうギャンブルなど
何とむなしいことだろう。
負けるかもしれないからこそ、
ぼくは賭けるたびに緊張し、
そして生きている自分を
感じることができるのだから。
(
寺山修司
)
10.
子供ってのは、とびうおみたいなもんさ。
時期が来ると帰ってきて、また遠ざかってゆく。
遠ざかってゆきながら、だんだん大きくなるんだ……
それを待ちながら年老(としと)ってゆくのが母親だよ。
(
寺山修司
)
11.
生が終わって死が始まるのではない。
生が終われば死もまた終わってしまうのだ。
(
寺山修司
)
12.
正義と悪とは、つねに相対的な関係であり、同じ行為が正義として扱われたり、悪として取沙汰(とりざた)されるのは、その行為をとりかこむ状況、政治の問題だったからである。
(
寺山修司
)
13.
親が子に寄せる愛も、ときには親自身の孤独とエゴイズムから生まれる私有欲であり、子にとって重荷である場合もあるのです。
(
寺山修司
)
14.
便りがない方が、
身近に感じられていいの。
手紙は距離を感じさせるだけだわ。
(
寺山修司
)
15.
鉛筆で、見知らぬ人物を、「書くことによって呼び出す」ことも一つの快感だが、その呼び出された人物を、「消すことによって、追い返す」こともまた、べつの快感である。
(
寺山修司
)
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