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今日の
寺山修司の名言
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4月23日
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1.
人間は、
一つの言葉、一つ名の記録のために、
さすらいをつづけてゆく動物である。
(
寺山修司
)
2.
私は必ずしも「競馬は人生の比喩だ」とは思っていない。
その逆に「人生が競馬の比喩だ」と思っているのである。
この二つの警句はよく似ているが、まるでちがう。
前者の主体はレースにあり、後者の主体は私たちにあるからである。
(
寺山修司
)
3.
書物……一万語を軟禁してある紙の城。
書物……重さ百グラムの愚者の船。
書物……押し花の犯罪。
書物……声を出さない雄弁機械。
書物……瞑想の紙製飛行機。
(
寺山修司
)
4.
どんなすばらしい風景も、
人間の想像力を上まわるものではない
ということを知ってしまえば、
「わざわざ出かけるまでもない。」
ということになるのかも知れない。
(
寺山修司
)
5.
私は、夜死んでゆく勝負師というのは、きらいである。
王者が死ぬのには朝がいちばんふさわしい。
(
寺山修司
)
6.
(映画)俳優がほんとに死んじゃいけないよなあ。
俳優は映画の中で死ぬべきですよ。
ストーリーの中で死ねばいいんだ。
そしてまたべつの映画の中で生きかえる。
(
寺山修司
)
7.
歩き方だって、服装だって、すべて
〈かくあるべきもの〉という概念の盗作によって
他人を志向し、
他人とのつながりを辛うじて守っている。
(
寺山修司
)
8.
しかし、教育というのは半(なか)ばお節介の仕事ではありませんか?
自分の子さえいい環境に引越しさせれば、他の子は構わないというのでは、教育の本質から外れていると言わざるをえません。
(
寺山修司
)
9.
マッチ擦(す)るつかのま海に霧ふかし
身捨つるほどの祖国はありや
(
寺山修司
)
10.
(差別の)問題は、
むしろその差別につきまとう幻想と、
それが生み出す集団的な虚構性の裡(うち)にある。
差別によって正邪(せいじゃ)、美醜(びしゅう)を生み出している相互的な関係が、
被害者に抑圧を加えているのである。
(
寺山修司
)
11.
家出少年の最も親しい道づれは幻想である。
(
寺山修司
)
12.
過ぎ去ったことなどはみな、
比喩(ひゆ)にすぎない……
それは遠い他国の出来事なのだ。
(
寺山修司
)
13.
たのしいセックスができることは、
ダンスや歌がうまかったり、
絵に秀(すぐ)れていたり、
演技が上手だったりするのと同じように
その人の教養であり、才能でもあるべきです。
(
寺山修司
)
14.
いま何か新しい創造をはじめようとする同時代の若者たちにとって、最大の敵は今日の名作である。
(
寺山修司
)
15.
現代では、虚構と現実が二元的に対立している訳ではありません。
両者は、わかちがたく結びついているのです。
(
寺山修司
)
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