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今日の
寺山修司の名言
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3月26日
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1.
何かを「あらわす」ために用いられる言語は、何かを「かくす」ためにも用いられる。
(
寺山修司
)
2.
「不貞」とは、二人の関係のなかでのみ、その罪ふかさを値ぶみされるものである。
(
寺山修司
)
3.
可視の現実、日常的な現実としてわれわれが把(とら)えているものが、実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない。
(
寺山修司
)
4.
時がくると、私の人生にはピリオドが打たれる。
だが、父親になれた男の死はピリオドではなく、コンマなのだ。
コンマは休止符であり、また次のセンテンスへとひきつがれてゆくことになる。
(
寺山修司
)
5.
子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。
毛虫と蝶々が同じものであるわけはないんで、毛虫は毛虫として完成しており、蝶々は蝶々として完成してると思う。
(
寺山修司
)
6.
引き算がさみしいのは、だんだん数が減ってゆくことだよ。
(
寺山修司
)
7.
文明というものは年々老いてゆく。
しかし人間はそれに追いついて、
ともに老いてゆくことができない。
人間の中で老いてゆくことができるのは、
たかが肉体だけにすぎない。
(
寺山修司
)
8.
賭博のなかで最大のものは「人生を賭けること」だ。
なぜなら、カジノで負けても奪われるのはお金だけだが、人生で負ければ、奪われるのは命だからである。
(
寺山修司
)
9.
人は「時を見る」ことなどできない。
見ることができるのは、「時計」なのである。
(
寺山修司
)
10.
私たちは「近代」化を受け入れるにあたって、合理主義へ一つの留保をさしはさんだ。
それは、一口にいえば近代化への反逆とでもいったもので、無駄の哲学といったものである。
(
寺山修司
)
11.
作者の仕事などは、しょせん、「書かれてしまった書物」から、自分のために残しておきたい部分を選び、あとは消しゴムで消し去ってゆく作業でしかないのかも知れないのである。
(
寺山修司
)
12.
私にとって大学の理想は、三人、五人、十人といった「私塾」的なものである。
パルチザン的な、人間的なつきあいが最小限に守られるようなはとバス的大学、走る大学、そして学生自身が自分の欲求で国家的使命を越えられる解放された大学。
(
寺山修司
)
13.
現代の機械は、たいてい〈他殺機〉である。
(
寺山修司
)
14.
死んだ人はみんなことばになるのだ。
(
寺山修司
)
15.
肉声には暴力のおもむきがあり、書物のことばには権力の匂いがするのは、肉声が往復可能であるのに比して、書物が片道伝達しかはたさないからなのかも知れない。
(
寺山修司
)
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