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今日の
寺山修司の名言
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2月11日
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1.
「幸福」というものは、現在的なものである。
それは時代をコードネームにして演奏される、モダンジャズのインプロビゼーションを思わせる。
(
寺山修司
)
2.
母性愛は美しいという発想は非常に危険だと思う。
自分の息子のために命がけでやる母親というのは、他人の息子のためには命がけでやらないということと裏腹になっている。
(
寺山修司
)
3.
私は歴史は一冊の書物にすぎない──という説にくみする。
過去は、ストーリーであり、未来だけがエクスペリエンスであり得る。
──あらゆる歴史は、過去であり、思い出である。
(
寺山修司
)
4.
世界の涯(は)てとは、てめえ自身の夢のことだ。
(
寺山修司
)
5.
歴史なんてのは、ひとの経験を思い出に変えることからしかはじまらないのさ。
(
寺山修司
)
6.
いつの時代にも
「世界の終り」は、
その時代の想像力を動員しながら語られてきた。
「世界の終り」という虚構は、
イソップのうそつき少年の「狼が来た」と叫びまわる声のように、
多くの人たちを騒がせたが、
その人たちが死んだあとも、
世界だけは生き残っていた。
(
寺山修司
)
7.
人生は、止まらない汽車なのだ。
もし、停車駅があるとすれば、それは死を意味することになるだろう。
(
寺山修司
)
8.
空は飛ぶためにあるんじゃないよ。
空は読むためにあるのだ。
空は知るためにあるのだ。
空は一冊の本だ。
(
寺山修司
)
9.
生が終わって死がはじまるのではなく、
生が終われば死も終わる。
死は生につつまれていて、
生と同時にしか実存しない。
(
寺山修司
)
10.
鏡には、墜落(ついらく)への誘惑がひそんでいる。
一枚の鏡をじっと見ていると、私はその底の暗黒に吸いこまれ、墜落してゆくような目まいを覚えるからである。
(
寺山修司
)
11.
人がもし、観ることだけによって世界とかかわろうとしたら、それは「人目につかぬ片隅の壁穴」になることでしかなく、それは自己疎外にほかならないでしょう。
(
寺山修司
)
12.
ネロの一生はどこかヒットラーの一生を思わせる。
彼らはオペラハウスでやることを
国家の歴史の上で演(や)ってしまった
という「場ちがい」をしただけのことだからである。
(
寺山修司
)
13.
旅するのは、いわば風景を「捨てる」ことだ。
(
寺山修司
)
14.
ふるさとと、そこを「出た」人間との関係は、どっちに転んでも裏切者になるほかないのだ。
(
寺山修司
)
15.
朝の「さよなら」は舌に残った煙草(たばこ)の味だ。
シーツの皺(しわ)。
モーニング・コーヒーのカップに沈んだ砂糖。
そしてなんとなく名残(なご)り惜しく、そのくせすこしばかりの自己嫌悪がともなう。
(
寺山修司
)
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