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今日の
短歌・道歌の名歌
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12月12日
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1.
己(おの)が名をほのかに呼びて
涙せし
十四(じふし)の春にかへる術(すべ)なし
(
石川啄木
)
(
Ishikawa Takuboku
)
2.
人とともに事をはかるに
適せざる、
わが性格を思ふ寝覚(ねざめ)かな。
(
石川啄木
)
(
Ishikawa Takuboku
)
3.
ふるさとの山に向(むか)ひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな
(
石川啄木
)
(
Ishikawa Takuboku
)
4.
習へとし言ふにはあらね金婚の
時過ぎて猶(なお)睦(むつ)む我らぞ
( 尾上柴舟 )
5.
山の子の
山を思ふがごとくにも
かなしき時は君を思へり
(
石川啄木
)
(
Ishikawa Takuboku
)
6.
露草のかそけき花に寄りてゆく
心の行方ひとり喜ぶ
( 窪田空穂 )
7.
小説を書く苦しみを慰さむは
女房にあらずびいる一杯
( 火野葦平 )
8.
世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののお前ではなし
(
蜀山人〔大田南畝〕
)
(
Shokusanjin
)
9.
人間は死期が近づくにつれて、
どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、
奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、
高利貸でも大臣でも、
とかくよみたがるようではないか。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
10.
むなしけれ 百人千人たたえても
わがよしと思ふ日のあらざれば
(
九条武子
)
(
Kujou Takeko
)
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