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今日の
短歌・道歌の名言
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１１月２７日
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1.
旅七日(なのか)
かへり来(き)ぬれば
わが窓の赤きインクの染(し)みもなつかし
（
石川啄木
）
2.
今の我をすこし押したらばそのままに
倒れんとする日は暮れにつつ
（
島木赤彦
）
3.
何ごとも夢まぼろしと思い知る
身にはうれひもよろこびもなし
（
足利義政
）
4.
わが息の虚空(こくう)に散るも嬉しけれ
年の明けたる一日(いちにち)二日(ふつか)
（
与謝野晶子
）
5.
死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと 遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる
（
斎藤茂吉
）
6.
うつし世の大き悲しみを三たびまで
凌(しの)ぎし人は常にやさしき
（
吉野秀雄
）
7.
曠野(あらの)ゆく汽車のごとくに、
このなやみ、
ときどき我の心を通る。
（
石川啄木
）
8.
けふもまたこころの鉦(かね)を打ち鳴(なら)し
うち鳴しつつあくがれて行く
（
若山牧水
）
9.
おこたりて 磨かざりせば 光ある 玉も瓦に ひとしからまし
（ 昭憲皇太后 ）
10.
思いつつ
寝ればや人の
見えつらん
夢と知りせば
覚めざらましを
（ 小野小町 ）
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