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今日の
短歌・道歌の名言
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６月５日
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1.
空寝入(そらねいり)生あくび《「生」＆「口＋去」＆「呻」》など
なぜするや
思ふこと人にさとらせぬため
（
石川啄木
）
2.
砂の上にわが恋人の名をかけば
波のよせきてかげもとどめず
（
落合直文
）
3.
世の中は食うてはこして寝て起きて
さてその後は死ぬるばかりよ
（
一休禅師
）
4.
むなしけれ 百人千人たたえても
わがよしと思ふ日のあらざれば
（
九条武子
）
5.
くだらないことが人生を豊かにすと 言ひし言葉をわれは忘れず
（ 山崎一郎 ）
6.
たらちねの ありていさめし言(こと)の葉は
なき跡にこそ思い知らるれ
（ 作者不詳 ）
7.
死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと 遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる
（
斎藤茂吉
）
8.
心の中に表現したいモティーフが生まれたとき、
（日本の詩歌では）これを集中的に言葉で攻め固めて行くのではなくて、
花鳥風月といった客観の中へ放ってやる。
主観を客観に散らす方法である。
（
外山滋比古
）
9.
ほしぞらは しづにめぐるを わがこゝろ
あやしきものに かこまれて立つ
（
宮沢賢治
）
10.
老いたるも若きも死ぬる習いぞと
しりかほにしてしらぬ身ぞうき
（ 多聞院英俊 ）
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