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今日の
田辺聖子の名言
☆ ７月８日 ☆
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1.
女の恋ごころというのも、女の好色(すき)ごころというのも、大体は、好奇心から出ている。
（ 田辺聖子 ）
2.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。
いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
（ 田辺聖子 ）
3.
自己愛のない女は力もうすい。
（ 田辺聖子 ）
4.
女というものは自然現象と同じで、責めたりなじったりするものではない。
（ 田辺聖子 ）
5.
恋は人を策士にもするが、哲学者にもする。
（ 田辺聖子 ）
6.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、（精神的）賤民(せんみん)を多く作った。
（ 田辺聖子 ）
7.
女は、自慢しているところでも、していないところでもよい、必ず一ヵ所を捉(とら)えてほめる、にかぎる。
（ 田辺聖子 ）
8.
人間は、人前で一ぺん泣いたら、クセになってしまうのである。
（ 田辺聖子 ）
9.
音楽もそうだが、
活字からひきおこされるイメージは、
深くてゆたかで、容易に消えない。
（ 田辺聖子 ）
10.
叱られる、怒られる、咎(とが)められる、責められることによって、人は、自分と違う価値観、人生観に出会い、ビックリする。
そのことで荒波に揉まれて、想像力が養われ、よりやさしくなる。
（ 田辺聖子 ）
11.
亭主は妻を叱ったりできない。
（中略）男は、（自分と）寝た女を叱れない。
大体、女は、寝た男に叱られたって鼻で嗤(わら)うだけだ。
（ 田辺聖子 ）
12.
人間は（※年代に応じて）その時点時点でいい思いを味わうことができるもので、（中略）その年頃でないとわからんたのしみがある。
トシとるのん、べつに悲しくはないね、そう考えると。
（ 田辺聖子 ）
13.
老い先みじかい身は、血のつながりで肌を暖めたがるものだ、とは（※人の）愚かしい思い込みである。
（ 田辺聖子 ）
14.
人生はトシ相応のタカラがゆく手ゆく手に埋められてある。
（ 田辺聖子 ）
15.
ころっと変わるのが文化人なんス。
暑いとき寒いときで意見がころころ変わる、それが文化人ちゅうもん。
いつも同じことを考えとってはやりにくかろうが。
（ 田辺聖子 ）
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