名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
12月13日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間というものは、いつもいまはじめてつきあう、というような精神が必要である。
友達になってからあとでも、そういう心がまえでいなければいけない。
(
田辺聖子
)
2.
共讃主義ね。
一緒に誉め合うって仲。
(
田辺聖子
)
3.
領地をひろげる欲があると、これは戦争になる。
(
田辺聖子
)
4.
子供は、大人に愛されるだけでは不十分である。
自分たちが世話をし、愛してやれるものを持たなければいけない。
(
田辺聖子
)
5.
(※中年以後は)お化粧なり、おしゃれなりが、面白くなればいい、と思う。
面白くなるのは、自分の美点を発見する能力が(若いときより)うんとたかまるからである。
(
田辺聖子
)
6.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、(精神的)賤民(せんみん)を多く作った。
(
田辺聖子
)
7.
作為的に堰(せ)きとめ、食い止めなければならぬことが人生にはある。
そうしなければ、とめどなく、水を指ですくうように洩れ出てしまうことが、人生にはある。
(
田辺聖子
)
8.
生(き)のままの自分が出せて、ゆったり鼻唄で暮らせるなんて、それこそ、女の理想のくらしだ。
(
田辺聖子
)
9.
男に負けまいとする女が、かえって女らしい。
(
田辺聖子
)
10.
結婚というのは、二人で向上発展することではなく、二人でいたわりあうこと、元気づけあうことに尽きる気がする。
更にいうと、二人で叱られること、二人でボロをかくしあうこと、でもあり、やっぱりこうなると、二人は同級生(※ふうの夫婦)になってしまう。
(
田辺聖子
)
11.
人生には(中略)「ジワジワと」「ナアナアのうちに」変貌し、移ろうものがある。
そこが人生のいいところでもあるような気がする。
(
田辺聖子
)
12.
私は、自我定期券説である。
定期券を改札口で出してみせるように、出すべき処(ところ)だけ、自我を出せばいいのであって、いつもいつも出してみせびらかすものではない。
(
田辺聖子
)
13.
(※人をとっちめるなんて)めんどくさい。
そんな馬力ないよ。
人を苛(いじ)めるなんて情熱の最たるものだ。
(
田辺聖子
)
14.
一人でおるときは男はタテマエになる。
しかし、皆とおるとホンネになる。
(
田辺聖子
)
15.
マジメはいかん。
ホメイニかてヒットラーかて大マジメにやっとるのがあかんのですワ。
フマジメこそ、人間の誠実です。
人間の幸福もフマジメにあります。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ