名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
12月10日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
いったい、しゃべりやすい男というのは──女から見てしゃべりやすい、話しかけやすいというのは、現代では男の徳目というより、もはや男の才能といっていい。
(
田辺聖子
)
2.
二人で笑える仲って、男女の仲のナカでは二重マルくらいにいいトコをいくんじゃないかしら。
最低はモチロン、二人で泣く仲である。
(
田辺聖子
)
3.
女にとってグチをいいあう相手のないのはじつに不幸なことだ。
(
田辺聖子
)
4.
女をつくるのは男だけど、男をつくるのも女、なのよ。
あんたら、いい男をつくる責任、あるわよ。
がんばりなさい。
(
田辺聖子
)
5.
女性というのは暗黒大陸。
(
田辺聖子
)
6.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。
いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
(
田辺聖子
)
7.
私たちオトナが、これからの子どもに対して教えることは、人を愛することのできる人間になることだけである。
(
田辺聖子
)
8.
オトナの女とは、男に期待しなくなった女のことである。
(
田辺聖子
)
9.
父という存在は、死ねばそれで絶えてしまうところがある。
しかし、母はその絆を永劫の未来まで伝えるような、奇妙な存在である。
(
田辺聖子
)
10.
人は、点と点のつきあいでよい。
全貌(ぜんぼう)くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。
(
田辺聖子
)
11.
何でも知ったかぶりをするのはアサハカであるが、
ほんまに、よう知ってることでも、
人に教えるということは、
なまなかにできることやない。
教える、というのは
恥、はずかしいことなのである。
(
田辺聖子
)
12.
西洋風の、カーテンだ、じゅうたんだ、ソファだ、画だとごてごてしてる間(ま)の中に、活けられた花は造花のようで死んでしまう。
(
田辺聖子
)
13.
女に理論を通じさせることができたら、それは女でなくなるときだ。
(
田辺聖子
)
14.
ムダ話をして、関心をつなぐには力量が要る。
力量は人生の蓄積からしか、出てこない。
(
田辺聖子
)
15.
人間に対する知識が深まってくるというのは、老いの楽しみでなくてなんだというのだろう。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ