名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月16日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
知らない人間のことを、ぼちぼち知ってゆく、というのはたのしいものである。
(
田辺聖子
)
2.
結婚しても愛し合う、ということは、何も仰々(ぎょうぎょう)しく、ことごとしいことではなくて、お互いにいつも相手のことを考える、ということで、そのことだけで、ものごとが解決してしまう、ふしぎな部分があります。
(
田辺聖子
)
3.
(※女は)可愛い男とはすぐに切れるが、憎めない男とはだらだらと続く。
(
田辺聖子
)
4.
男の自尊心というのは風船玉のようなもので、ちょっと針先で突(つつ)けば、ぱーんと爆(は)ぜ割れそうになっている。
(
田辺聖子
)
5.
世の中では真実がそのまま真実として通らず、それらしく見せかけた真実のほうが、ずっと人々に受容されやすい。
(
田辺聖子
)
6.
このニッポンにあるのは、男と女のオトナの世界ではなく、お袋と息子の親子の世界(※。
それ)がすべての心情を支配している。
いやらしい国である。
(
田辺聖子
)
7.
宴は、果てるものである、つねに。
(
田辺聖子
)
8.
うれしいときには食べられず、悲しいときみじめなときに、おなかはすくものである。
(
田辺聖子
)
9.
取り返しつかんなんてこと、世の中にあるかい。
(中略)取り返しつかない、という考え方こそ、取り返しつかないのだ。
人は、ああも考え、こうも思いして生きてゆくものなのだ。
(
田辺聖子
)
10.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、(精神的)賤民(せんみん)を多く作った。
(
田辺聖子
)
11.
夫と妻というのは鞍馬天狗と杉作ね。
背中合わせになって前にいる敵、後ろの敵と戦ってるから、内輪でケンカなんかしてられないわ。
(
田辺聖子
)
12.
世の中の人間は、二種類ある。
口をとざさせる奴と、しゃべらせる奴である。
(
田辺聖子
)
13.
男は妻に向って、帰れ、出ていけ、と何心となく放言するが、いざ自分はどうかというと、どこへもいきようがないのである。
三界に家なし、とは男のことであるのだ。
辛くても切なくても、今いる家に我慢して忍ばなければならぬのだ。
(
田辺聖子
)
14.
女というものは、自分を正当化するためには、どんな不正な手段でもとるものである。
(
田辺聖子
)
15.
男は女が(=女を)バカだと思うことによって、安心立命(りつめい)している動物である。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ