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今日の
田辺聖子の名言
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11月2日
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1.
わたしはかねがね、女と少年は同じような種族だと思っている。
そこから二股に分かれて、女は女になるだけであるが、少年は男になる。
(
田辺聖子
)
2.
(※老いて)ああ、こういうの、以前にもあった、……と思うのは何だか手馴れた温(ぬく)みに漬かっているようで心地よいものだ。
人生そのものが、ようく使いこんで身に合ってきたという風情である。
(
田辺聖子
)
3.
女は生まれながらにして、大きな大きな心の空洞をもっていて、それが女を故(ゆえ)しらぬ欲求不満にし、ゆううつにし、不平家にする。
(
田辺聖子
)
4.
男でも女でも、好色な人は、毎日、じつに楽しそうに生きている。
(
田辺聖子
)
5.
伝統的にニッポン男児は(中略)妻を、母親代用にしているのである。
この傾向はよくなるどころか、ますます現代の若い男性は「アマエタ」になって、お袋にかわいがられて育ち、かゆい所に手がとどくように世話されて、長じて結婚するときも妻にそれを求める。
(
田辺聖子
)
6.
(※女は)〈可愛い男〉とはすぐに切れるが、〈可愛げのある男〉とは、だらだらと続くものである。
(
田辺聖子
)
7.
自由というのは「武士は食わねど高楊枝(たかようじ)」というようなものでもあり、江戸っ子の「宵(よい)ごしの銭(ぜに)は持たねえ」というようなものでもあるのだ。
(
田辺聖子
)
8.
子どもなんてタカラ子(ご)ではないのだ。
子どもは〈不良の素(もと)〉〈非行の素〉なのだ。
(
田辺聖子
)
9.
自分の魅力に気付いていない、ということは、その人の魅力をますます増すことである。
(
田辺聖子
)
10.
現代においては最大の情熱は、「めんどくさい」という感情である。
(
田辺聖子
)
11.
亭主は妻を叱ったりできない。
(中略)男は、(自分と)寝た女を叱れない。
大体、女は、寝た男に叱られたって鼻で嗤(わら)うだけだ。
(
田辺聖子
)
12.
家庭の幸福、などというものは、その家庭では芳香だが、外へ洩れると悪臭になる。
(
田辺聖子
)
13.
日本語の乱れ、というのは、むしろ、方言が標準語に吸収され、方言独自の生々(せいせい)発展の力を失い、ひいてはその地域に住む人々の心まで廃頽(はいたい)、萎縮(いしゅく)させてしまう、そのことを指すのではないだろうか。
(
田辺聖子
)
14.
アホにアホいうもん、ほんまのアホじゃ。
(
田辺聖子
)
15.
シングルライフは一つの過程でもあり、また一つの結果でもあり、というのが望ましい。
社会が放縦(ほうしょう)になったのではなく、寛容になり、多様性をもつということが発見されたのだ。
(
田辺聖子
)
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