名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
9月16日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
血のつながりは汚くもあるが美しくもあって、肌暖かな逃げ道がある。
(
田辺聖子
)
2.
面白い人間というのは、
マジメ律儀小心な男の中にもいる。
(
田辺聖子
)
3.
現代は(※物ごとはみな)変わればいいように思っている(※人が多いようだ)が、いつも変わらずソコにあり、ありかたもキマっていて、ついでに、あまりの変わりなさに忘れてしまう、そういうのは人間の社会でいちばん好ましいことである。
それを見ると、人は心やすらぐ。
(
田辺聖子
)
4.
妻というものは、相手(=夫)が黙っていると、こちら(=自分)の理の当然に、相手が屈服していると思う種族である。
(
田辺聖子
)
5.
子どものころの贅沢(ぜいたく)な記憶が、のちのちまで人間が生きる上の、支えになるというのは、その贅沢ゆえではなく、愛されたという自信の記憶ゆえである。
(
田辺聖子
)
6.
相手の意のあるところをようく掴(つか)み、意見の根拠を察知し、こちらは直ちに同調するというのではないが、相手の主張の、よって来たるところを納得する。
それが、「そこもあるナー」である。
(
田辺聖子
)
7.
自分を客観視できぬような人間が、なんで他者を洞察できよう。
(
田辺聖子
)
8.
ホントに面白いことは、どん(鈍)くさいことのうちにある。
(
田辺聖子
)
9.
(※年寄りは)タガなんてはずしたほうがよろし。
七十になってまだタガをはめてるような人間は大した人間やない、
七十やからこそタガをはずしますのや。
(
田辺聖子
)
10.
商いのコツは、ヒトツ、絶対、怒らないこと、フタツ、説教垂れぬこと。
(
田辺聖子
)
11.
トシなんか、個人的に伸び縮みするもんやさかい、自分の思うトシをてんでに自己申告しといたらエエのや。
(
田辺聖子
)
12.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、(精神的)賤民(せんみん)を多く作った。
(
田辺聖子
)
13.
〈家庭〉というものは、人が、〈面白(おもしろ)疲れ〉したときに要るのだ。
(
田辺聖子
)
14.
上機嫌は煙みたいに消えるものだから、
たやすく忘れられる。
(
田辺聖子
)
15.
本来、民主主義というものは
女くさいものである。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ