名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
8月28日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
伝統的にニッポン男児は(中略)妻を、母親代用にしているのである。
この傾向はよくなるどころか、ますます現代の若い男性は「アマエタ」になって、お袋にかわいがられて育ち、かゆい所に手がとどくように世話されて、長じて結婚するときも妻にそれを求める。
(
田辺聖子
)
2.
男でも女でも、好色な人は、毎日、じつに楽しそうに生きている。
(
田辺聖子
)
3.
わずらわしく、うっとうしいのは、〈血〉(=血縁関係)というものである。
(
田辺聖子
)
4.
無垢(むく)は強い。
強い無垢は常識の社会ではしばしば悪である。
それ以上に、毒である。
(
田辺聖子
)
5.
一人ぐらしなんて、人間の幸福の極致じゃないのか?
(
田辺聖子
)
6.
女というものは自然現象と同じで、責めたりなじったりするものではない。
(
田辺聖子
)
7.
世の中というものは、えてして、具合のわるいことに、「ないはずがあった」ことばかりなのだ。
(
田辺聖子
)
8.
女とは、「でもね」で結論をひっくりかえすものである。
(
田辺聖子
)
9.
男は口論して女に勝ったらあかんデ。
やりこめられたら、女は一生、怨む。
男が負けたら、女は納得する。
自分のいうこと正しい、と信じきってるのが女やから、女を言い負かそう、思うたりしてはあかんデ。
(
田辺聖子
)
10.
女というものは、自分を正当化するためには、どんな不正な手段でもとるものである。
(
田辺聖子
)
11.
皮肉やワルクチは〈芸〉なくして扱ってはならず、その才のないことをわきまえるのも才能のうち、
そういうときは礼を失しないように控えるのが言論人の知性であろう。
(
田辺聖子
)
12.
人は死ぬ時には、血(=血縁者)にたよりたがる。
(
田辺聖子
)
13.
親が子におカネを使いすぎる、というのも、オトナ国でない証拠。
(
田辺聖子
)
14.
女は自分の身内といつまでも絆でつながれている。
女の血は男のそれより濃いのだから、しかたがない。
濃く粘るのである。
結婚したからには、実家を忘れて婚家(こんか)の人間になれ、といわれたって、それは女の本性に違(たが)うことだからしかたない。
(
田辺聖子
)
15.
トシなんてねえ、三十五から先はなくなんのよ。
その人の持ってる味だけになんのよ。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ