名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
8月19日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
女をつくるのは男だけど、男をつくるのも女、なのよ。
あんたら、いい男をつくる責任、あるわよ。
がんばりなさい。
(
田辺聖子
)
2.
子どもは貧乏でもつくれるけれど、仲のいい男女は貧乏から生まれない。
(
田辺聖子
)
3.
世間の理不尽に抵抗の炎を燃やすことも、文学修行のひとつである。
(
田辺聖子
)
4.
女はナワバリに興味ないねん。
もちものをふやす、ためこむのに興味ある。
ナワバリの中をきれいにする、飾りたてる、それをヨソときそう、そんな欲しかない。
(
田辺聖子
)
5.
老い先みじかい身は、血のつながりで肌を暖めたがるものだ、とは(※人の)愚かしい思い込みである。
(
田辺聖子
)
6.
「老い」は、人が望むと否(いな)とにかかわらず、「いつのまにか」「スーッと」やってくる。
始末がわるい。
「老い」ばかりは、「キッパリ」「いさぎよく」というわけにいかないので、「いつとなく」「スーッと」老いてしまう。
若さからキッパリ引退はできないで、「いつとなく」「スーッと」若さを失う。
(
田辺聖子
)
7.
タコやマメは、何も、指や足に出来るものと限らないのである。
顔にも、人生のタコやマメが出来るのである。
(
田辺聖子
)
8.
あんまり勝ちすぎてしまってはものごと美しくはありません。
黒白をあまりきっぱりつけるのは、こころ稚(おさな)いこと……というより、興(きょう)が削(そ)がれて白けるではありませんか、
すべて何でもたのしくおかしいほどにとどめておかなくては……。
(
田辺聖子
)
9.
大衆は、みなみな、ハヤリを愛するようになる。
ハヤリのモノ・人が大衆を小バカにするような風をみせても、かえって喜んでいる。
(
田辺聖子
)
10.
男が女に甘えるから、かわいげがあるともいえない。
甘ったれとずるさはツーツーで、女のお人よし性に便乗する虫のいい男も結構いて、それがミエミエであると、かわいげどころか軽蔑してしまう。
甘ったれ男はうんざりするだけである。
(
田辺聖子
)
11.
下卑(げび)ずに年とるって、むつかしい。
(
田辺聖子
)
12.
愛のある結婚、というと何だか構えたコトバでいやなのですが、愛していることに気付いたら、いつもいっしょにいたくなった、それなら結婚しよう、ということになった、というようなことでしょう。
(
田辺聖子
)
13.
(※女は)可愛い男とはすぐに切れるが、憎めない男とはだらだらと続く。
(
田辺聖子
)
14.
同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。
(
田辺聖子
)
15.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ