名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
8月16日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人(女)は向こうが自分を愛していると確信をもてると、別れられる、皮肉で底意地のわるいイキモノである。
(
田辺聖子
)
2.
人生も四十半ばとなれば、身辺におこる話はみな、こみ入ってくるのだ。
こみ入らない話なんか、中年の人間にはないのである。
(
田辺聖子
)
3.
たこやきは家でつくるとあきませんね(=いけませんね)。
(中略)家でつくってしまうと、とことん食べるでしょう。
ほしいだけつくって食べてしまうと、もうあと、二度と見るのもいやになる気ィして、(中略)おいしいものは家でたらふく食べたらあきませんね(=いけませんね)。
(中略)やっぱり、おいしいものは外で、ということです。
(
田辺聖子
)
4.
(※中年以後は)お化粧なり、おしゃれなりが、面白くなればいい、と思う。
面白くなるのは、自分の美点を発見する能力が(若いときより)うんとたかまるからである。
(
田辺聖子
)
5.
自分の味をもち、自己省察(せいさつ)できる女は、また、人に対して愛と思いやりをもてる。
(
田辺聖子
)
6.
血は水より薄く、
絆(きずな)は紙よりもろし。
(
田辺聖子
)
7.
腹ぎたなくない男、というのは世のタカラモノで、珍重するに足り、愛着するに足る。
(
田辺聖子
)
8.
女に理論を通じさせることができたら、それは女でなくなるときだ。
(
田辺聖子
)
9.
人生は生涯かけたお伽話だもの、結局は。
(
田辺聖子
)
10.
〈いそいそとする〉なんてことがあるのが、生きてるたのしみだ。
(
田辺聖子
)
11.
やってみたら、またべつの力も出てくる。
人間は変わる。
倍々ゲームみたいに、変わった分の大きさでまた変わるから、度合いがだんだん大きゅうなっていく。
(
田辺聖子
)
12.
私は、上機嫌でいたときのことを、ちゃんと記憶のノートに拾いあげて押花のしおりにしておく。
あのとき、あのとき、などとおぼえている。
(
田辺聖子
)
13.
家庭は重き駕篭(かご)を担(かつ)いで、遠き道を行くが如し。
先棒(さきぼう)と後棒(あとぼう)をかついでゆくのが、男と女のありかただ。
(
田辺聖子
)
14.
お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチストなんだもの。
(
田辺聖子
)
15.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。
いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ