名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
8月6日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
結婚なんてビジネスですから。
事業のひとつですわなあ
、あんな商売、せんとこ、思たらそれでよろしねん。
この人生、もっとホカにすること、仰山(ぎょうさん)、あります。
子供もべつに要りまへんやろ、どうちゅうこと、ないもん。
(
田辺聖子
)
2.
花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。
ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
3.
男でも女でも愛想のいい人は、社会のタカラモノである。
(
田辺聖子
)
4.
思いやりは(※相手に対する)好奇心、探究心から生まれる。
(
田辺聖子
)
5.
日本には統治者と被統治者の二種しかない。
(
田辺聖子
)
6.
酔生夢死(すいせいむし)、というのは、人間のあらまほしき人生かもしれない。
(
田辺聖子
)
7.
真実は、誇張や修飾、歪曲(わいきょく)のうちにこそ、在(あ)るのかもしれない。
(
田辺聖子
)
8.
男の自尊心というのは風船玉のようなもので、ちょっと針先で突(つつ)けば、ぱーんと爆(は)ぜ割れそうになっている。
(
田辺聖子
)
9.
白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。
女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。
それでいて、一方では、ナカナカ、率直・正直になれない。
うわべをつくろう、という傾向もある。
この相反した性質を一身にかねそなえているのが女で、これはいうならば、政治家になったら、いちばんいい素質かもしれない。
(
田辺聖子
)
10.
親から離れるのも才能よ。
(
田辺聖子
)
11.
経験がたとえあっても、それが女の心にも体にも何ほどの痕(あと)も残さない、そういうあっけらかんとした女を処女という。
(
田辺聖子
)
12.
人間は(※年代に応じて)その時点時点でいい思いを味わうことができるもので、(中略)その年頃でないとわからんたのしみがある。
トシとるのん、べつに悲しくはないね、そう考えると。
(
田辺聖子
)
13.
本来、人生は、孤立無援で戦わねばならぬときが多い。
そういうとき、ふと、何かの示唆(しさ)を与えられる言葉が──それは書物(ほん)であれ、現実人生の知人の暗示であれ、何か、ささやかれると、それが突破口になるときもある。
(
田辺聖子
)
14.
おちこむ、滅入る、そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒を飲んでもしようがないのであって、自分がおちこんだときは、自分で這い上がるべきである。
(ようし、まあ、今夜は早く寝ちゃおう)と「気をとり直して」早寝するがよい。
(
田辺聖子
)
15.
父という存在は、死ねばそれで絶えてしまうところがある。
しかし、母はその絆を永劫の未来まで伝えるような、奇妙な存在である。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ