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今日の
田辺聖子の名言
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5月14日
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1.
ほんとに愛するものは、人は、肌にあたためて抱きしめたくなるものだ。
(
田辺聖子
)
2.
人間は、人のワルクチをいっているときの方が、
聞く身としてはおもしろい。
その人間の度合いが、
ワルクチをいうときに露呈するからである。
(
田辺聖子
)
3.
女の満足感は幸福とイコールである。
(
田辺聖子
)
4.
(※勘定と感情)この二つ、
音(おん)も同じやし、意味も関連してるわ、
お金をきっちり勘定すると、
感情も割り切れるもん。
(
田辺聖子
)
5.
何か仕事をはじめようとする主婦は、足を引きずるもろもろの煩悩(ぼんのう)や、女くさい配慮、気がかりを、断乎(だんこ)として一蹴(いっしゅう)するぐらいの強さがなくては、かなわない。
そうでなければ何をはじめても、元の杢(もく)あみになってしまう。
(
田辺聖子
)
6.
不倫は人生の香水である。
(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。
無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。
でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。
しかしそれはいかにもぷんぷんと匂ってはいけない。
そこはかとなく、一瞬、匂い立つ、というものでなくてはならない。
(
田辺聖子
)
7.
やさしいオトナは怖いよ。
いまどきのやさしさというのは無関心の代名詞なんやから。
(
田辺聖子
)
8.
化粧水もクリームも、
しみじみ、自愛の手つきで使いましょう。
お化粧は決して、
そそくさと事務的にしてはダメ。
また自分自身との対話だから
余人をまじえてはダメ。
(
田辺聖子
)
9.
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。
(
田辺聖子
)
10.
ウソを書いてホントになるようにするのが小説である。
(
田辺聖子
)
11.
オトナ同士なら、ぶちまけた苦労ばなしをするものではないのだ。
かつ、真の苦労(中略)辛苦を、他人にいって同質の感懐を強いることはできない。
わかる人には、言わなくてもわかるし、わからない人には、言ってもわからないのだ。
(
田辺聖子
)
12.
後世に残るから一流
とは限らない。
一流だから後世に残る
とは限らない。
(
田辺聖子
)
13.
男と女の仲は、
半年付き合ってモノにならなかったらダメだ。
(
田辺聖子
)
14.
折れるのと譲歩(ゆずること)は違う。
譲歩は見返りを期待する戦術的な気分があるが、折れるのは処世技術だ。
だから悲しい時がある。
なぜ悲しいのか。
「愛のないときに人が折れるのは、ただただ、チエと忍耐のためである」
(
田辺聖子
)
15.
旗はまいてかくしとく。
人に目立たんよう生きる。
これがおもろい人生のコツや。
(
田辺聖子
)
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