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今日の
田辺聖子の名言
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5月9日
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1.
男というものはむっつりしてると、老けてみえるものである。
(
田辺聖子
)
2.
ま、人生はだましだまし保ってゆくもの、
ゴチャゴチャしてるうちに、持ち時間、終わるよ。
(
田辺聖子
)
3.
一つずつ捨てるところに人生の妙味がある。
捨てる時期の妙味、というのもある。
(
田辺聖子
)
4.
相手の意のあるところをようく掴(つか)み、意見の根拠を察知し、こちらは直ちに同調するというのではないが、相手の主張の、よって来たるところを納得する。
それが、「そこもあるナー」である。
(
田辺聖子
)
5.
結婚というのは、二人で向上発展することではなく、二人でいたわりあうこと、元気づけあうことに尽きる気がする。
更にいうと、二人で叱られること、二人でボロをかくしあうこと、でもあり、やっぱりこうなると、二人は同級生(※ふうの夫婦)になってしまう。
(
田辺聖子
)
6.
ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。
(
田辺聖子
)
7.
女の容貌には、骨の綺麗なの、肌の綺麗なの、表情の綺麗なの、と三通りある。
(
田辺聖子
)
8.
生きいそぐことはない。
生きいそぐことはトシとるのもいそぐことになるんでね。
(
田辺聖子
)
9.
私は、自我定期券説である。
定期券を改札口で出してみせるように、出すべき処(ところ)だけ、自我を出せばいいのであって、いつもいつも出してみせびらかすものではない。
(
田辺聖子
)
10.
愛は、いろんなものを創造し、いろんな不可能を可能にします。
(
田辺聖子
)
11.
批評しない、というのは気に入っている証拠だ。
気に入らない理由はあげやすいが、気に入った、ということは言葉を失わせる。
(
田辺聖子
)
12.
キチンとソツなく、手ばしこく、ぬかりなくリッパに世を渡ってる男は、頼りがいがあって心配ないかわり、旨味(うまみ)も面白みもなく、かわいげもない。
(
田辺聖子
)
13.
私が恋愛小説を読みたいというのは、恋すること、あるいは恋を失うことで変わってゆく、その変わりようがみたい、ということなのである。
(
田辺聖子
)
14.
女は、やさしい男が好きなくせに、男がやさしいと見くびるものである。
(
田辺聖子
)
15.
老いは驚きや発見を失うことなのだ。
しかし私はそれを悲しむよりは、そういう〈老いの風景〉に興味を感じて、面白くてたまらない。
若い人は、〈何をみても既知感があるなんて、人生索莫(さくばく)たるものじゃありませんか〉というかもしれないが、これが案外そうではない。
(
田辺聖子
)
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