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今日の
田辺聖子の名言
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4月29日
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1.
世の中の人間は、二種類ある。
口をとざさせる奴と、しゃべらせる奴である。
(
田辺聖子
)
2.
人生の旅はわりに忙しく、席の暖まるひまがない。
(
田辺聖子
)
3.
善意と思い込んでる無神経は一番かなわない。
(
田辺聖子
)
4.
血がつながっているからといって、アテにはならない。
血は分類学的な目安の一つで、それが絶対ではない。
親子や姉妹だからといって、みんな仲がいいわけではないのである。
他人同士の愛情のほうがホンモノで深いことがあるのだ。
(
田辺聖子
)
5.
別れには、別ればなしなど必要はないのだ。
不用意に、「もし……したら別れる」と放言したときから、すでに別れははじまっており、愛は滅びはじめたのだ。
(
田辺聖子
)
6.
自分は不機嫌だ、と誇示する人は、人もそうだと思わないのだろうか。
自分は移り気だと宣言する人は、相手もそうかもしれないことを考えないのかしら。
(
田辺聖子
)
7.
スピーチや講演の上手(うま)すぎる人はイモ。
(
田辺聖子
)
8.
およそ、美容に関してカネを投じるには、ムキになる年代と、ヨタになる年代がある。
中年以後はヨタでよい。
(※美容を)「適当」にやるのは、自分の気やすめのためである。
(
田辺聖子
)
9.
女はアジルことはうまいが、それから抽象して普遍的な真理に到達し、コトワザや格言・箴言(しんげん)をつくることはできぬ種族である。
(
田辺聖子
)
10.
すべてこの世のことは、
事実の方が先行し、
理屈や論議はあとからいそいで追いかけていくものらしい。
(
田辺聖子
)
11.
本当におもしろいのは、その人のハートから出たコトバ。
本当の文化はそういうもんだよ。
(
田辺聖子
)
12.
女というものは、どんなに生活が苦しくても、境遇が複雑で苦労が多くても、夫と意思が通い合っていると、凌(しの)げるものだ。
(
田辺聖子
)
13.
(※勘定と感情)この二つ、
音(おん)も同じやし、意味も関連してるわ、
お金をきっちり勘定すると、
感情も割り切れるもん。
(
田辺聖子
)
14.
老いは驚きや発見を失うことなのだ。
しかし私はそれを悲しむよりは、そういう〈老いの風景〉に興味を感じて、面白くてたまらない。
若い人は、〈何をみても既知感があるなんて、人生索莫(さくばく)たるものじゃありませんか〉というかもしれないが、これが案外そうではない。
(
田辺聖子
)
15.
芝居ごころは人生のなかでもっとも重要な才能のひとつである。
(
田辺聖子
)
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