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今日の
田辺聖子の名言
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1月17日
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1.
老いは驚きや発見を失うことなのだ。
しかし私はそれを悲しむよりは、そういう〈老いの風景〉に興味を感じて、面白くてたまらない。
若い人は、〈何をみても既知感があるなんて、人生索莫(さくばく)たるものじゃありませんか〉というかもしれないが、これが案外そうではない。
(
田辺聖子
)
2.
男と女のあいだの友情なんてインチキな雑巾(ぞうきん)みたいなものだ。
(
田辺聖子
)
3.
本人のそとを歳月が勝手に流れていってるだけなのに、その歳月のほうにばかり目をやるのが人の習性である。
(
田辺聖子
)
4.
本来、人生は、孤立無援で戦わねばならぬときが多い。
そういうとき、ふと、何かの示唆(しさ)を与えられる言葉が──それは書物(ほん)であれ、現実人生の知人の暗示であれ、何か、ささやかれると、それが突破口になるときもある。
(
田辺聖子
)
5.
根性というのは人生のスパイスみたいなもので、ほんの少しあると人生をおいしくさせるが、そればかりドバッ、ということになると、すべての味を破壊してしまう。
(
田辺聖子
)
6.
達観、というのは、心中、〈まあ、こんなトコやな〉とつぶやくことである。
(
田辺聖子
)
7.
大体、人間は死ぬとき、
何となく
生きてきたナーという実感が
最高の人生やな。
あれもしたかった、
これもしたかった、
いうのは最低の人生です。
(
田辺聖子
)
8.
すべて物ごとも言葉も、平(ひら)とう考えて、平とういいなはれ。
(
田辺聖子
)
9.
人は、無意識に理由づけを求めている。
恣意(しい)的に動こうとして、そこに何か理屈がないと身うごきできぬように思いこんでいる。
(
田辺聖子
)
10.
すべてこの世の人は自慢が生き甲斐なのではないか。
(
田辺聖子
)
11.
子供は、性ほんらい野獣のようなものである。
子供の純真は野獣のもつ純真である。
(
田辺聖子
)
12.
およそたべもんには、アッといわせられる花があるべき。
(
田辺聖子
)
13.
人の世のならいの中で、大きな意味があると、誰もが思っているもの、──身すぎ世すぎの仕事、子供、結婚、そういうものが(人生の中で)残るとは限らない。
形になって残らない、いろんな記憶が、むしろ人生の最後のとき、その人の両手に残るものかもしれない。
(
田辺聖子
)
14.
トシなんか、個人的に伸び縮みするもんやさかい、自分の思うトシをてんでに自己申告しといたらエエのや。
(
田辺聖子
)
15.
一人でおるときは男はタテマエになる。
しかし、皆とおるとホンネになる。
(
田辺聖子
)
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