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今日の
田辺聖子の名言
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1月10日
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1.
人生というのは、成行まかせに抛(ほう)っておくと、しかめつら、泣きっつらばかりで埋まってしまいがちである。
だからちょいとしたこと、たとえばよく気のつく人がこっちの立場をおしはかり、ちょっとした動作で手を添え、心を添えてくれると、フト笑顔がこぼれたり、「ありがと」とか「あ、すみません」という言葉が出る。
その反対に、自分も(※同じことをすることで)、人のそれを受けとることもある。
(
田辺聖子
)
2.
われわれはいつだって「引っこみつかん」ことはないのだ、メンツもプライドも信条も矜持(きょうじ)(=誇り)も建前も旗印もくそくらえ、と思えば「引っこみつく」。
(
田辺聖子
)
3.
宝石というのは、それ自体の美しさと釣り合わない人間が、身に飾って喜んでるもの、と定義することもできる。
(
田辺聖子
)
4.
男・女・おくさんという種族あり。
(
田辺聖子
)
5.
女というものは、こと身内に関するかぎり、他人の侵入や介在を許さないのだ。
男もそうかもしれないが、ことに女は、その度合いが強い。
女にとって身内は神域なのだ。
(
田辺聖子
)
6.
オトナいうもんは、表と裏とある。
つまり、アワセになっとんねや。
コドモはヒトエ(単衣)ですむけど、中年者はアワセにならんと生きてゆけん。
つまりいうたら、変幻自在に生きな、あかんねん。
(
田辺聖子
)
7.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。
いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
(
田辺聖子
)
8.
男と女は、向き合ってるときだけが真実で、独占できるのもそのときだけ、ということを知ってるのが、おとなの男女の教養というもんだろう。
(
田辺聖子
)
9.
四十半ばにもなって阿呆で気品のない男は女房が悪い。
(
田辺聖子
)
10.
美しいものは人類のタカラモノだ。
(
田辺聖子
)
11.
人って、所詮(しょせん)、ゲームしてなくちゃ、人生の間(ま)が保(も)たない種族なのかもしれないなあ。
(
田辺聖子
)
12.
結婚生活というのは緊張の連続で、相手を(※常に)同じコンディションでうけとめ、やさしくしてやるということは、どこかお芝居にならざるを得ない。
(
田辺聖子
)
13.
上機嫌は煙みたいに消えるものだから、
たやすく忘れられる。
(
田辺聖子
)
14.
〈何ンやしらんけど、エエやないの〉という気分は、人生のある種のいい味としかいいようがない。
(
田辺聖子
)
15.
人生ええ按配(あんばい)にいく方法は、
薄氷をふむ思いで生きることや。
(
田辺聖子
)
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