名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
1月2日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
男と女の仲というのは、
どちらかが無理にでも絆(きずな)を結ばないと、
しぜんにほどけてゆく、はかないものである。
(
田辺聖子
)
2.
女と年寄りは金の要るもの、ましてや、女であって年寄り、という存在は、人一ばい金が要る。
なんのために?
プライドと自立を守るためである。
八十になって、ヒトに(息子も含む)ああせい、こうせい、と指図を受けなくてもすむように生きるため、である。
(
田辺聖子
)
3.
面白い人間というのは、
マジメ律儀小心な男の中にもいる。
(
田辺聖子
)
4.
二人で笑うのは恋のはじまり
いいわけは別れのはじまり
(
田辺聖子
)
5.
男性たちの発言や発想は、女に関する部分から古くなる。
(
田辺聖子
)
6.
わたしはかねがね、女と少年は同じような種族だと思っている。
そこから二股に分かれて、女は女になるだけであるが、少年は男になる。
(
田辺聖子
)
7.
人をとりまく状況はいつも変化しつづけるが、ことに幸福や楽しいこと、嬉しいことは変質しやすい。
変質しないうちに辞去する、というのが理想的なときもある。
(
田辺聖子
)
8.
(※人間は)〈持ちこたえる力〉がなくてはならず、それがオトナの健康というものである。
(
田辺聖子
)
9.
オトナというものは、ナアナアで済ませるものだ。
重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくるようなことはせず、舌打ちしながらも、ええい、と目をつぶっておくものだ。
それが世間のオトナの論理というものだ。
(
田辺聖子
)
10.
本人のそとを歳月が勝手に流れていってるだけなのに、その歳月のほうにばかり目をやるのが人の習性である。
(
田辺聖子
)
11.
女はナワバリに興味ないねん。
もちものをふやす、ためこむのに興味ある。
ナワバリの中をきれいにする、飾りたてる、それをヨソときそう、そんな欲しかない。
(
田辺聖子
)
12.
このニッポンにあるのは、男と女のオトナの世界ではなく、お袋と息子の親子の世界(※。
それ)がすべての心情を支配している。
いやらしい国である。
(
田辺聖子
)
13.
音楽もそうだが、活字からひきおこされるイメージは、深くてゆたかで、容易に消えない。
(
田辺聖子
)
14.
女の容貌には、骨の綺麗なの、肌の綺麗なの、表情の綺麗なの、と三通りある。
(
田辺聖子
)
15.
日本の風土は、しめっぽいくせに、未成熟であつかましく(オトナになってない証拠)野卑で浅薄(せんぱく)で粗放である。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ