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今日の
旅・旅行の名言
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12月4日
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1.
旅行は元来(人間の生活というものも、同じことだと思われるが)手持ち無沙汰なものである。
朝から晩まで、温泉旅館のヴェランダの籐椅子に腰掛けて、前方の山の紅葉を眺めてばかり暮すことの出来る人は、阿呆ではなかろうか。
何かしなければならぬ。
(
太宰治
)
2.
牡丹(ぼたん)の見頃はいつも旅にあり
(
稲畑汀子
)
3.
人がこの世に生きていく弾みになるもろもろの感情の中には、ひとりでも多くの人に自分を何らかの形で記憶されたいという願望がひそんではしないだろうか。
旅先の樹や壁に自分の名を彫りつけたがる人の習性を、小児性とばかりは笑えない。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
彼が旅に出かけようと思ったのは、もとより定(きま)った用事のためではなかったとしても、兎(と)も角(かく)それは内心の衝動だったのだ。
彼は、その衝動を抑制して旅に出なかった時には、自己に忠実でなかったように思う。
自己を欺(あざむ)いたように思う。
(
ヤーコプ・ヴァッサーマン
)
5.
人間は、
自分がそこに持っていったものしか
目に入らないものである。
(
ヘンリー・ブルックス・アダムズ
)
6.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、
多くの人と知り合いになるも友はなし。
(
セネカ
)
7.
籐椅子(とういす)やどこへも行かぬことも旅
(
橋本喜夫
)
8.
思えば書店とは、ぼくと世界をつなげる空港のような場所だった。
本屋に行けば、まだ見ぬ世界への入り口が開いていた。
ぼくたちは本を通じて、本を探すということを通じて、まさに書店を通じて、「いまここ」を飛び出し、広々とした世界を旅することができたのだ。
しかし、その空港は、じわじわと地域から姿を消しつつある。
(
小松理虔
)
9.
旅人の身ぬちしみとほる水なり
(
種田山頭火
)
10.
香水をわが身辺に旅つゞけ
(
稲畑汀子
)
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