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今日の
空の名言
☆
11月17日
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1.
僕は雨上りの曇(くも)つた空の下の鉄橋のやうに生きてゐる。
僕に押寄せてゐるものは、何時(いつ)でもそれは寂漠(せきばく)だ。
(
中原中也
)
(
Nakahara Chuuya
)
2.
この世を去る日まで空を仰ぎ見て
一点の恥なきことを
木の葉を揺らす風にも
わたしの心は痛んだ
星をうたう心で
すべての逝(ゆ)くものたちを愛さなくては
そしてわたしに与えられた道を
歩まなければ
今宵(こよい)も星が風に吹かれた
[松原孝俊訳]
(
尹東柱
)
(
Yun Dongju
)
3.
暗やみの中で一人枕をぬらす夜は
息をひそめて
私をよぶ無数の声に耳をすまそう
地の果てから 空の彼方から
遠い過去から ほのかな未来から
夜の闇にこだまする無言のさけび
あれはみんなお前の仲間達
暗やみを一人さまよう者達の声
沈黙に一人耐える者達の声
声も出さずに涙する者達の声
(
ブッシュ孝子
)
(
Busch Takako
)
4.
生きてゐたくもなければ、
死にたくもない。
この思ひが毎日毎夜、
わたくしの心の中に出没してゐる雲の影である。
わたくしの心は
暗くもならず明くもならず、
唯(ただ)しんみりと黄昏(たそが)れて行く雪の日の空に似てゐる。
(
永井荷風
)
(
Nagai Kafuu
)
5.
なんたる豊富。
一畳ですむものを、わたしの部屋はまだ広い。
なんたる豊富。
一食ですむものを、毎日三度もたべている。
なんたる豊富。
空気、水、光、無限の蒼穹(そうきゅう)、浩々(こうこう)たる大地。
おおなんたる豊富。
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
6.
この広い空の下のどこかに、私の分身が一人いて、私とのめぐり逢いを求めながら旅しているのではなかろうか?
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
7.
とんぼうの薄羽ならしし虚空かな
(
原石鼎
)
(
Hara Sekitei
)
8.
下界から見ると黒い雲でも、上空から見ると雲はみんな白いのです。
(
永六輔
)
(
Ei Rokusuke
)
9.
うき友にかまれてねこの空ながめ
(
向井去来
)
(
Mukai Kyorai
)
10.
冬空に大樹の梢(こずえ)朽ちてなし
(
高浜虚子
)
(
Takahama Kyoshi
)
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