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今日の
空の名言
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１０月２１日
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1.
空を見上げる。
──何が、見えるの？
──何も見えない。
ちがう。空を見上げると、
とてもきれいな、ひろがりが見える。
いや、見えるのではない。
感じる。
（
長田弘
）
2.
空の下で、樹のことばを、聴くように見、見るように聴く。
（
長田弘
）
3.
飛ぼうとするものは、何よりも空を見抜かねばならぬ。
（
寺山修司
）
4.
立ちどまる。
足をとめると、
聴こえてくる声がある。
空の色のような声がある。
木のことば、水のことば、
雲のことばが聴こえますか？
石のことば、雨のことば、
草のことばを話せますか？
（
長田弘
）
5.
地上にある星を 誰も覚えていない 人は空ばかり見ている
（
中島みゆき
）
6.
私たちはそれぞれの一生という水滴の旅を終えて、
やがては海に還(か)える。
母なる海に抱かれて
すべての他の水滴と溶け合い、
やがて光と熱に包まれて蒸発し、
空にのぼってゆく。
そしてふたたび地上へ。
（
五木寛之
）
7.
山のあなたの空遠く
幸(さいわい)住むと人のいふ
（
上田敏
）
8.
日の輝きと暴風雨とは、同じ空の違った表情にすぎない。
運命は、甘いものにせよ、苦いものにせよ、好ましい糧として役立てよう。
（
ヘルマン・ヘッセ
）
9.
慈悲というものは、
強制さるべき性質のものではない。
慈悲が空から注いで、
この大地を潤すように、
まさにそうあるべきものなのだ。
（
シェイクスピア
）
10.
今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんなかたちをしていましたか。
風はどんな匂いがしましたか。
（
長田弘
）
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