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今日の
芝居・演劇に関する名言
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5月9日
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1.
科学も宗教も労働も芸能もみんな大切なもの。
けれどそれらを、それぞれが手分けして受け持つのではなんにもならない。
一人がこの四者を、自分という小宇宙のなかで競い合せることが重要だ。
(
井上ひさし
)
2.
日本中で役者と呼ばれる人が三万人。
その中でまァまァ仕事のある人が三千人、
どうぞ出て下さいといわれる人は、
さらにその中の三百人ですって。
自分が二万九千七百人の中にはいらないと、どうしていえる?
(
沢村貞子
)
3.
芸術の本質といえば、「人が見る見ない」は関係ないんです。
(たとえば芝居を)演ずる人がその人であって、自身を納得させることをそのドラマでできればそれで充分、芸術は成り立つんです。
誰も見る人がいなくても、読む人がいなくても、芸術はそれで成り立っているのです。
(
吉本隆明
)
4.
聞きたくないもの。
役者の弔辞。
(
永六輔
)
5.
「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。
妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。
「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。
(
井上ひさし
)
6.
ひとびとは、ドン・キホーテとハムレットを二つの典型として扱うが、
二人とも「狂気を演じながら世を渡るしかない」という点では、
十円銅貨の裏と表ほどにぴったりと同じものであることがわかる。
(
寺山修司
)
7.
稽古場にて。
「これは本番じゃない、稽古なんだから」とリラックスして
冒険的な演技を試す。
「これは稽古じゃない、本番だぞ」と覚悟して演じ、
まさに本番に備えてゆく。
これを交互にやってゆくわけです。
上手な俳優は、
どういう仕掛けなんだか、
このふたつを同時にやりますね。
( 西田シャトナー )
8.
我々が生きているこの苦悩と破局の時代には、
事件によって凌駕されることなく、
我々のうちに深い反響を惹き起こし、
時代の不安定を征服する演劇こそ
緊急に求められていると感じられる。
(
アントナン・アルトー
)
9.
人間はこの世に生まれ落ちるやいなや、
阿呆ばかりの大きな舞台に突き出されたのが悲しくて、
誰もが大声をあげて泣き叫ぶ。
(
シェイクスピア
)
10.
この国(=日本)の、「演劇は教養ある人たちのもの」という文化人主義とサヨナラするために、
あるいは世の中や人間のありかたを問うこともなく、むしろそれを斜めから見て遊びたわむれるだけの遊び人主義と訣別するためにも、
生活人の生活圏に根をおろしたかったのです。
(
井上ひさし
)
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