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今日の
司馬遼太郎の名言
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6月2日
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1.
商利や生産上の利益は、元来が、
薬効をもつ毒物のようなものである。
息せき切ってそれを追求すれば、
毒に冒(おか)されて人格がこわれかねない。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
2.
理想よりも実務を重んずる(革命の)三代目たちは、
いつの時代でも有能な処理家、能吏(のうり)、もしくは事業家として通用する才能と性格をもっており、
たまたま時世(ときよ)時節の事情から革命グループに属しているだけであり、
革命を実務と心得て、
結局は初代と二代目がやりちらした仕事のかたちをつけ、
あたらしい権力社会をつくりあげ、
その社会をまもるため、
多くは保守的な権力政治家になる。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
3.
文学というのは、結局は
自分の中にある少年の投影だ。
自分の中から少年が消滅したときに
作家は小説を書くことをやめてしまうものだし、
少年の感受性を多量にもっていなければ
作家であることが成りたちがたい。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
4.
都市は機能である、といっても、機能は
樹木のように自然に生(お)い育ちはしない。
都市生活者みずからが
作り、試行し、慣用し、改造する。
あるいは変革し、
ふたたび試行し慣用する。
そういう営みの進行が都市である。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
5.
よき大将は、
価値のよき判断者である。
将士の働きを計量し、
それがどれほどの恩賞にあたいするものかを判断し、
それをあたえる。
名将のばあい、
そこに智恵と公平さが作用するから、
配下の者は安心してはげむのである。
配下が将に期待するのはそれしかない。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
6.
人間の不幸は、
人によって尺度の大小が異なっていることである。
この平凡な事実が、
人間と人間との関係に誤解を生み、
軋轢(あつれき)を生ぜしめ、
無数の悲劇や喜劇を歴史のなかに生み、
ときには歴史を変動させてきた。
日常のレベルの上ではなおさらのことである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
7.
人間は
人間との関係においてのみ生存できる動物であるかぎり、
この課題(=大小尺度の相異)は
人間が共通に負っている業(ごう)という点で
不動のものにちがいない。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
8.
組織というのは、
ある限定された目標をめざして
ナイフのようにするどく、
機械のように無駄なく
構築された人為的共同体である。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
9.
議論などは、
よほど重大なときでないかぎり、してはならぬ。
もし議論に勝ったとせよ。
相手の名誉をうばうだけのことである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
10.
私は大阪弁という、方言地帯にすんでいます。
方言話者です。
方言のよさというのは、
根から生えた自然のことばだということです。
その点で、
人間の感情をあらわすのに都合が大変よろしい。
そのかわり方言では、
学問を叙述することができません。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
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