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今日の
司馬遼太郎の名言
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5月2日
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1.
「世間というものの心を
どうくすぐり、
どう恫(おど)し、
どうころがすか」と、
家康という老人はそればかり考えている。
むろん、この場合、
敵も世間であり、
味方も世間である。
世間ということにおいては、
敵味方とも一つのものであった。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
2.
(潔さがあれば)
盗賊を働いてもいい。
殺人をおかしてもいい。
それらの罪は世の法によって検断されるが、
たとえ検断されても
武士の武士たる所以(ゆえん)のものはほろびはしない。
それがほろび去るのは、
その法を犯した者が、
潔くなくなる瞬間からであった。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
3.
人間というのは
つねに(話し)相手を求めているらしく、
独りで暮らせるようには作られていない。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
4.
こういうのを人物というのかもしれない。
おなじ内容の言葉をしゃべっても、
その人物の口から出ると、
まるで魅力がちがってしまうことがある。
人物であるかないかは、
そういうことが尺度なのだ。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
5.
男はどんなくだらぬ事ででも死ねるぞという自信があってこそ、大事を成し遂げられるものだ。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
6.
人生の大事は志である。
志とは、経世(けいせい)の志のことである。
世のためにのみ自分の生命を用い、
たとえ肉体がくだかれても悔いがない、
というものである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
7.
言語というものは、
その人間から出て他の人間に語られる場合、語り手の中にある情景も
論理とはよほど別なものとして
聞き手にうけとられることが
むしろ普通である。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
8.
人間は、
ただ存在しているだけでは、
鑑賞に耐えるようなしろものではありません。
(中略)仕事をしている人間は、美しい。
それを見るために
一時間も建築現場の穴ぼこのふちに立っている人もいます。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
9.
人生は一場(いちじょう)の芝居だというが、
芝居とちがう点が、大きくある。
芝居の役者のばあいは、
舞台は他人が作ってくれる。
なまの人生は、
自分で、自分のがら(=役柄)に適(かな)う舞台をこつこつ作って、
そのうえで芝居をするのだ。
他人が舞台を作ってくれやせぬ。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
10.
人間は、運という点で
すこし植物に似ているかもしれない。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
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