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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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12月9日
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1.
これだけのことをしてあげたのだから、向こうだってこれだけのことを……。
それでは取引であろう。
お返しというだけでなく利息という余分までつけて返してほしい。
渇愛の最後はここまでいく。
こうなるとまるで銀行預金に似てくる。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
どんな別れ方をした相手からも、たっぷりの肥料をもらって、育ってきたことを反対に感謝しなければならない。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
(※愛の)錯覚がとかれ、相手の正体が、正味(しょうみ)のままに目に映りはじめる頃は、相手の目からも鱗(うろこ)が落ち、自分もまたかけ値なしの正体を相手の目にさらしていることを覚悟しなければならない。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
結局、人は孤独。
好きな人と同じベッドで寝ていても、同じ夢を見ることはできないんですもの。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
夫の働きと夫の愛情に頼りきっていられた幸福な妻ほど、未亡人にされた瞬間から不幸は深刻になる。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
本当に男と女が別れる決心のついた時は、
人に訴えたり相談したりはしない。
誰かに訴えるのは、
自分の心の定まらないため、
人に喋(しゃべ)って、
自分の心を見極めてほしいという甘えがあるからだ。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
(※結婚というのは)お互いに対して一所懸命であること。
(中略)自分の心を偽って、相手に対してうわべだけ取り繕うというのは、一所懸命であることとは違います。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
女の稼ぎで喰(く)う男というと
みすぼらしく、卑(いや)しくなるけれど、
今の世間で、女実業家とか、女社長とか威張っている女のかげには必ず、
優秀な男のマネージャーが控えているものだ。
(中略)そういう男こそ、ほんとうの男の自信を持った男らしい男ではないだろうか。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
女以上に、男がいかに女らしい女に郷愁を抱いているかということは、これほど女の職場への進出が多くなってきた現在でも、正月あたりに和服姿でもみせようものなら、「へぇ、そんな女らしいところがあったの」と、見直したり、うれしがったりする他愛なさである。
(
瀬戸内寂聴
)
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