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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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12月8日
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1.
女の稼ぎで喰(く)う男というとみすぼらしく、卑(いや)しくなるけれど、今の世間で、女実業家とか、女社長とか威張っている女のかげには必ず、優秀な男のマネージャーが控えているものだ。
(中略)そういう男こそ、ほんとうの男の自信を持った男らしい男ではないだろうか。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
人間は、元々そんなに賢くありません。
勉強して修行して、やっとまともになるのです。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
男と闘うことばかり主張しないで、男をいたわる気持ちのある女が女らしいのです。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
女というのは、だいたいさらわれたいという本能がどこかにあるんですね。
さらってくれる男に、魅力を感じるんです。
強引でいやだと、知的な人はいいますけど、女の心底には、野蛮に奪われたい、拉致されたいという欲望があるんです。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
いつの時代でも、
女は男に愛されることを望んでいるし、
男の愛したい女は、
決して自我に目覚めた聡明な女ではないようだ。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
髪型を変えようが、口紅の色を変えようが、気のつかない夫に、夫以外の男が自分の魅力にひきつけられているとしらせてやりたい欲望──それは夫を愛している妻ほど強い感情だ。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
女以上に、男がいかに女らしい女に郷愁を抱いているかということは、これほど女の職場への進出が多くなってきた現在でも、正月あたりに和服姿でもみせようものなら、「へぇ、そんな女らしいところがあったの」と、見直したり、うれしがったりする他愛なさである。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
仏教では愛を「渇愛」と「慈悲」にわけている。
渇愛は男女のエロスを伴った愛で、当然性的である。
咽喉(のど)が渇いた時、水をむさぼり飲みたがるように、いくら愛されても、もっとほしい、もっとほしいと貪欲に需(もと)める愛をいう。
イコール煩悩である。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
人が死ぬ時は辛かったことや恨みはよみがえらず、明るい愉(たの)しい想い出だけが押しよせてその波にのせ魂をあの世に運び去るものではあるまいか。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
本来女の中には、強い者に征服されたいという本能がひそんでいて、ほんとうに惚れてしまった男にこきつかわれるのは、まんざらでもないのである。
(
瀬戸内寂聴
)
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