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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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4月17日
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1.
孤独に徹した後にも生じるやさしさこそ、人間だけに持つことの許された覚めたやさしさである。
それは情熱だけに流される肉感性から生まれるあのむせかえるようなおしつけがましい利己的なやさしさではなく、相手の孤独を汲みとるゆとりのあるやさしさである。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
命は授かるものだけど、運命は自分の手でつくるもの。
ともすれば持って生まれた運命という言葉で括(くく)ろうとしがちだけど、そういうのは自分の前向きな努力でいくらでも変えられる。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
自分が需(もと)められていない、いてもいなくてもいい存在だという自覚は、老人を底なしの孤独におとしいれる。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
女は誰でも、たとえば本質的に男まさりの女であっても、やはりじぶんを女らしいと思いたい、あるいは思われたい、いじらしい心をかくしている。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
男はふっとある日、突然、何もかも投げ出して、すべてのわずらわしい浮世の絆を断ち切って、どこか遠くへ行ってしまいたいと思う動物なのです。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
幸福になるためには、人から愛されるのがいちばんの近道です。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
この世は四苦八苦の苦しみがあって、いろいろ心に満たされないことも多く、常に悩みに取り囲まれているけれども、やはりこの世は生きるに足る美しい世界であり、そして人の心というものは、甘く優しいものだ。
そういう喜びがある。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
恋愛についていえば、十代であろうとも六十、七十代であろうと原則に変わりはない。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
相手が心変わりすると、自分は犠牲的だと日頃自負していた人間ほど、あんなに尽くしたのにといきりたって、自分が相手に与えた数々の物心両面のものを数えたてたがる。
(
瀬戸内寂聴
)
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