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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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4月12日
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1.
育てたり、育てられたりする男女の愛などは希(ねが)わず、だまって向かいあい、あたためあうだけの愛が、最も自然なやすらぎのある男女の愛と呼べるのではないか。
ただしそれは馴れあいと惰性と怠惰にあぐらをかいている世の夫婦の愛とはまったく似て非なるものである。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
たとえその恋に出口がなく袋小路に追いつめられて悩み苦しんでいる時でも、心をしばりあげるような感情を抱いている時、女は緊張感で美しく見えるものである。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
あらゆる戦争は悪だと思っています。
戦争にいい戦争なんてありません。
私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
初恋が後になって再燃するのは、往々にして肉体交渉を伴わなかったため、相手に対する夢が見残されていて、見残している部分に強い想像力が働き、そこに新しい恋を思い描くような錯覚がおこるからである。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
数々の出逢いに怖れず直面し、出逢いの重さと神秘に勇気を持って当たった人間には、少なくともその相手にだけは自分の生きていたしるしを刻みつけることが出来るといえよう。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
男は相当馬鹿な男でも、自分を見る自分の目というものを持っているものだが(つまり自分の意見というものを持っているが)、女は相当賢い女でも、男を鏡にしなければ自分というものが映し出せない。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
髪型を変えようが、口紅の色を変えようが、気のつかない夫に、夫以外の男が自分の魅力にひきつけられているとしらせてやりたい欲望──それは夫を愛している妻ほど強い感情だ。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
家族どうしの愛とは、互いに束縛しあうのではなく、それぞれの自由と自立を認めあい励ましあうところに存在価値があるように思います。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
人間は孤独なのです。
孤独だからこそ、人とより添いますが、決して一緒に死ねるものではなく、やはり死ぬ時も孤独なのだと思い至れば、いっそ、すがすがしい気がします。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
(※愛の関係で)一方的に裏切られっ放し。
そんなことは絶対にない。
相手の愛がさめるには、さめさせる要素が必ずこっちにもあるということを忘れてはいけない。
(
瀬戸内寂聴
)
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