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今日の
夏の俳句・川柳
☆
4月10日
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1.
虹消えて忽(たちま)ち君の無き如(ごと)し
(
高浜虚子
)
2.
夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり
(
三橋鷹女
)
3.
影が蔭さがしてをりぬ炎天下
(
岡本久一
)
4.
水飯(すいはん)のごろごろあたる箸の先
(
星野立子
)
5.
鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす
( 作者不詳 )
6.
露骨言葉に男いきいき熱帯夜
(
能村登四郎
)
7.
滝音の瀬音に変るところかな
(
稲畑汀子
)
8.
子等(こら)の声単音となる日の盛(さかり)
(
長嶺千晶
)
9.
蟻這(は)はすいつか死ぬ手の裏表
(
秋元不死男
)
10.
今日からは青田とよんでよい青さ
(
小西昭夫
)
11.
ときじくのいかづち鳴つて冷やかに
(
岸本尚毅
)
12.
風鈴や目覚めてけふのくらしあり
(
鈴木真砂女
)
13.
これよりの心きめんと昼寝かな
(
深見けん二
)
14.
頓(やが)て死ぬけしきは見えず?の声
(
松尾芭蕉
)
15.
巌上(がんじょう)に憩ふ素足を抱(いだ)きつつ
(
長嶺千晶
)
16.
山を褒(ほ)め川を称(たた)へて夏料理
(
黛執
)
17.
海の上に大きく消ゆる花火かな
(
今井肖子
)
18.
磯遊び皆ペンギンに見えてきし
(
篠崎央子
)
19.
文(ふみ)焚(た)くや土驚きて蟻はしる
(
秋元不死男
)
20.
虹を見て思ひ思ひに美しき
(
高浜虚子
)
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