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今日の
夏の俳句・川柳
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３月１日
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1.
世の中の重荷おろして昼寝かな
（
正岡子規
）
2.
夕蝉(ゆうぜみ)やもの書けば時ながれ去り
（
鷹羽狩行
）
3.
気落ちして足拭きをるや蛍(ほたる)くる
（
秋元不死男
）
4.
古書の文字生きて這(は)ふかや灯取虫(ひとりむし)
（
高浜虚子
）
5.
甚平を着て今にして見ゆるもの
（
能村登四郎
）
6.
端居(はしい)して闇にゐること無のごとし
（
大野林火
）
7.
ゆるやかに着てひとと逢ふ螢(ほたる)の夜
（
桂信子
）
8.
翡翠(かわせみ)が掠(かす)めし水のみだれのみ
（
中村汀女
）
9.
香水をわが身辺に旅つゞけ
（
稲畑汀子
）
10.
莢豌豆(さやえんどう)貧しさなれて子を欲(ほしが)りす
（
能村登四郎
）
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