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今日の
三島由紀夫の名言
☆
8月26日
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1.
女が先に立って歩き、あるいは
女が先に車に乗せられると、
いかにも女が尊敬されているように見えるが、
だれ一人として、
実はそれが尊敬ではなくて、
弱者として保護されているのだ
ということに気がついて憤慨した者がいないのは
不思議である。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
2.
子供が生れる。
こんなまっ暗な世界に。
おふくろの腹の中のほうがまだしも明るいのに。
なんだって好きこのんで、もっと暗いところへ出て来ようとするんだろう、馬鹿々々しい。
僕にはてんでわからない。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
3.
忘却の早さと、
何ごとも重大視しない情感の浅さこそ、
人間の最初の老いの兆しだ。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
4.
キリストのいない国に生まれた(ということの)幸福は、
実に偉大で、たとうべからざるものであります。
この幸福な日本に生まれていながら、
(キリスト教の)神さまを恋しがるなどというのは、
少しパアではありませんか。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
5.
無神論も、
徹底すれば徹底するほど、
唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、
徹底すれば徹底するほど、
情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、
小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
6.
(私は)自分は悪いことが何もできないのに、
自分の中に悪いことに対する趣味がある
ということをいつも感じていた。
そして私の芸術に対する関心というようなものは
そこに始まったので、
自分には悪いことと美しいことがいつも結びついて考えられた。
だから美というものは
何か人にはずかしい、隠すべきものであるように思われた。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
7.
大体、生きている人間というものは、
どこか我慢ならない点をもっています。
死んでしまうと誰だって美化される。
つまり我慢できるものになる。
これは生存競争の冷厳な生物的法則であって、
本当の批判家とは、
こんな美化の作用にだまされない人種なのであります。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
8.
いわば訓練は
最高の緊張にいつも馴らして、
それによって
実際の緊張が起ったときの
心のゆとりを保つための目的を持っている。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
9.
精神だの肉体だのという区別は、
男だけの問題なのであって、
女にとっては、それは一つものなのだ。
だから亭主の純肉体的浮気に、
女房がカンカンになって怒るのももっともであって、
女は女の立場から類推する他はないから、
「体だけの浮気だ」などと亭主がいくら弁解しても、
逃げ口上にしか思えない。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
10.
人間が予測されない闇の中を進んでゆくためには、
その闇の彼方(かなた)にあるものを信ずるか、
或(ある)いは
その闇というものに対決して
本当に自分の現在に生きるか
ということの二つの選択を迫られている。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
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