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今日の
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9月4日
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1.
見るものとか、見られるものとか云(い)うとき、
論理の順序としては、
既にそこに眼はあるのだが、
その眼は時間的に始めからそこにあるのでなく、
見られるものが見るもの、
見るものが見られるものと云うとき、
立地(りっち)に成立する眼である。
(
鈴木大拙
)
(
Suzuki Daisetsu
)
2.
芸術家というものは、
その腹中に、
どうしても死なぬ虫を一匹持っていて、
最大の悲劇をも
冷酷の眼で平気で観察しているものだ。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
3.
人というものは、
はじめから悪の道を知っているわけではない。
何かの拍子で、
小さな悪事を起してしまい、
それを世間の目にふれさせぬため、
また、つぎの悪事をする。
そして、これを隠そうとして、
さらに大きな悪の道へ踏み込んで行く。
(
池波正太郎
)
(
Ikenami Shoutarou
)
4.
今私の一番好きな仕事といえば、
夜星空を眺めることです。
なぜといって、
この地上から、また人生から眼をそらすのに、
これほど好い方法があるでしょうか。
(
トーマス・マン
)
(
Thomas Mann
)
5.
仕合せは自分の心のなかにある。
それが見えるか見えないか、
よく見える眼をもった人は、
いつも仕合せなのである。
(
古谷綱武
)
(
Furuya Tsunatake
)
6.
世界中の子供に、
生涯消えることのない
「センス・オブ・ワンダー──
神秘や不思議さに目を見張る感性」
を授けてほしい。
(
レイチェル・カーソン
)
(
Rachel Carson
)
7.
私は少年時代の目を、
純一無雑な、極(ご)く軟らかなものであると思う。
どんな些(ちょ)っとした物を見ても、
その印象が長く記憶に止(とど)まって居る。
大人となった人の目は、
最(も)う乾からびて、
殻が出来て居る。
余程強い刺撃(しげき)を持ったものでないと、
記憶に止(とど)まらない。
(
泉鏡花
)
(
Izumi Kyouka
)
8.
恋は盲目ではない、
それは遠視なのだ。
遠くへ行けば行くほど欠点が見える。
(
ミゲル・ザマコイス
)
(
Miguel Zamacois
)
9.
無限の高さに達した大鵬(たいほう)の目からみれば、
地上の人間の喜びや悲しみ、
あるいは戦争と平和といったことでさえ、
すべてその対立の意味を失い、
青一色のうちに塗りつぶされてしまう。
まさしく万物斉同(ばんぶつせいどう)の境地がそこにある。
(
森三樹三郎
)
(
Mori Mikisaburou
)
10.
叱られて目をつぶる猫春隣
(
久保田万太郎
)
(
Kubota Mantarou
)
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