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今日の
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8月11日
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1.
何も考えたくない。
過去のことも未来のことにも目を向けず、
昨日今日明日くらいのことしか考えなければ
だいぶ楽になれるのにと思いつつ、
気が付くと
過去の楽しかったことや、
それを失う未来のことで
頭の中がいっぱいになって苦しくなっている。
(
山本文緒
)
(
Yamamoto Fumio
)
2.
人は目に見えないものに
心の支えを見つけたとき、
たった一人でも立っていられる。
(
河瀬直美
)
(
Kawase Naomi
)
3.
共に旅をし、共に寝、共に喰い、
一径一草(いっけいいっそう)の細(さい)に至るまで
共に眼をそそぐことによって、
初めて真の友情があらわれて来る。
こういう時においてのみ
互(たがい)の人格の融け合うべき機会が見出され、
友情が深められるのである。
(
田部重治
)
(
Tanabe Juuji
)
4.
言葉は、
光が目にとって大切な以上に、
心にとって大切なもの。
(
ウィリアム・ギブソン
)
(
William Gibson
)
5.
危険なつけ睫毛(まつげ)にうつつをぬかさないで、
己れが心を純情にした方がよい。
己れが心をやさしくした方がよい。
さすれば、そのやさしい心が、純情な心が、
たとえ貧しい眼もとでも、
彼女独自の瞬きをあたえて、
男からみると、かれんで美しいはずのものである。
(
水上勉
)
(
Mizukami Tsutomu
)
6.
右の目は熱く、
左の目は冷たく、
心には氷の炎を持て。
(
開高健
)
(
Kaikou Takeshi
)
7.
人間というのは複雑な動物で、
誰でもみんな心の中にいろんな側面をもっています。
やさしい面と意地悪な面。
ケチくささと気前のよさ。
冷たい眼とか温かい心
──などが、あれこれ同居しているもののようです。
(
沢村貞子
)
(
Sawamura Sadako
)
8.
歩いているのは、誰でも一本道。
そこに落ちているものも大差はない。
拾い上げる目と手が違っているだけである。
(
森博嗣
)
(
Mori Hiroshi
)
9.
何という熱狂ぶりだろう──
この世の日々を
冷静な目で見ることができず、
人生という本の頁を焦燥で埋めつくし、
芳(かんば)しい名前を自らすすんで汚(けが)す人は。
(
ジョン・キーツ
)
(
John Keats
)
10.
今は初夏!
人の認識の目を新しくせよ。
我我もまた自然と共に青青しくならうとしてゐる。
古きくすぼつた家を捨てて、
渡り鳥の如く自由になれよ。
我我の過去の因襲から、
いはれなき人倫から、
既に廃(すた)つてしまつた真理から、
社会の愚かな習俗から、
すべての朽ちはてた執着の繩を切らうぢやないか。
(
萩原朔太郎
)
(
Hagiwara Sakutarou
)
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