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今日の
小林秀雄の名言
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8月30日
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1.
歌とは、
敗北を覚悟の上で
この世の定め事への抗言に他ならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
〉歴史は
将来を大まかに予知する事を教える。
だがそれと同時に、
明確な予見というものがいかに危険なものであるかも教える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
仏教によって養われた
自然や人生に対する観照的態度、審美的態度は、
意外に深く私達の心に滲透(しんとう)しているのであって、
丁度雑沓(ざっとう)する群衆の中で
ふと孤独を感ずる様に、
現代の環境のあわただしさの中で、
ふと我に還(かえ)るといった様な時に、
私はよく、成る程と合点するのです。
まるで遠い過去から通信を受けた様に感じます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
神経質で、敏感で、
いつも自分がいい子になりたいと思っている奴は、
時とすると
実によく相手の心持ちを見抜くものだ。
然(しか)し、自分に関係のない事柄、
つまり、どっちにしたって自分はいい子になってられるという場合には、
恐ろしく鈍感になるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
今日(こんにち)の新作家で、
青春というものを大切にして、
充分にその秘密を生きて、
はっきりとした里程標(りていひょう)を建てて置こうと努力している作家が少いのは
厭(いや)な傾向だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
諸君は又こういう事を考えてみないか。
混乱していない現代というものが、
嘗(かつ)てあったであろうか、
又将来もあるであろうか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
重要なのは思想ではない。
思想がある個性のうちでどういう具合に生きるかという事だ。
作者が主人公を通じて彼の哲学を扱う手つきだ、
その驚嘆すべき狡猾(こうかつ)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
現在の要求に従い、
汲んで汲み尽くせぬところに
古典たらしめる絶対的な性質があるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
美しいものは、
諸君を黙らせます。
美には、
人を沈黙させる力があるのです。
これが美の持つ根本の力であり、
根本の性質です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
天才というものも、
この世に生れている限り、
凡人と同じ構造の頭脳を持つ外(ほか)はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕の接する学生諸君に、
愛読書は何かと聞いて、
はっきりした答えを得た事がありません。
愛読書を持つという事が
大変困難になって来ています。
様々な傾向の本が周囲にあんまり多すぎる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
孤独な人の心はいつも
通行人には開(あ)けていない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
平和の技術はまた戦争の技術でもある。
目的いかんにかかわりない技術自身の力がある。
目的を定めるのはぼくらの精神だ。
精神とは要するに道義心だ。
それ以外に、
ぼくらが発明した技術に対抗する力がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す
確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動は
わからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
歴史意識とは──
しまった、とんでもないことをしてしまった、どうしようという悶(もだ)えだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
自分は充分に孤独であると思っている者であっても、
人々と共にいなければ
孤独ではない。
人間はみなそうだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
大事変が終わった時には、必ず
若(も)しかくかくだったら事変は起こらなかったろう、
事変はこんな風にはならなかったろう
という議論が起こる。
必然というものに対する人間の復讐だ。
はかない復讐だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
誰も孤独を守ることなぞ出来ない。
人中(ひとなか)に孤独をさらし、
方々に風穴を開けられるだけである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
或(あ)る人の素質とは、
その人自身にも決して明瞭な所有物ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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