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今日の
小林秀雄の名言
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11月13日
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1.
あらゆる世紀の文学は、
常に悲運の天才を押し流す傍流を生む。
蓋(けだ)し環境の問題ではないのである。
或(あ)る天才の魂は、
傍流たらざるを得ない秘密を持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人間が人間の事しか笑わないというのは、
人間が人間達と一緒に暮していなければ笑わないという事だ。
一人っきりで笑う奴はない。
思い出し笑いとは二人で笑う事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
世間を小説風に見る事から始めて、
小説を世間風に見る事に終わる、
どうもこれが大多数の小説読者が歩く道らしく思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
勇ましいものはいつでも滑稽だ。
人間の真実な運動が勇ましかったためしはないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
知性が勝ち過ぎて、冴え返っている作家は、
どうしても一般の読者から敬遠され易い。
悧巧(りこう)すぎる人間には
親しみ難い様なもの。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
言語という便利な道具を、有効に生活する為に、どう使うかは後の事で、
先(ま)ず何を措(お)いても、
生(なま)の現実が意味を帯びた言葉に変じて、語られたり、聞かれたりする、
先ずそれだけで、
私達にとっては充分な、又根本的な人生経験であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人生の謎は、
齢をとればとる程深まるものだ、
とは何と真実な思想であろうか。
(中略)人生の謎は深まるばかりだ。
併(しか)し謎は解けないままに
いよいよ裸に、
いよいよ生き生きと感じられて来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
凡才が容易と見る処(ところ)に、何故(なぜ)、
天才は難問を見るという事が屡々(しばしば)起こるのか。
詮(せん)ずるところ、
強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
どんなに整然と組み立てられた問題でも
やがて死ぬ時が来る、
どんなにささやかな問題でも
提出された瞬間は瑞々(みずみず)しいものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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