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今日の
小林秀雄の名言
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11月8日
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1.
僕等の受けた学校の科学教育を省みても、専(もっぱ)ら
人間が自然に直接に質問を発する能力を
鈍化させる術(すべ)を
教えて貰(もら)って来た様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
出来る事なら、古い知識なり経験なりで、
新しい事件を解釈して安心したい。
言い代えれば、恰(あたか)も古い事件に対する様に、
この新しい事件に安心して対したい。
僕等は、知らず知らずの間に、
そういう事をやる。
こういう心理傾向からは、
なかなか逃れ難い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
観は、日本の優れた芸術家達の行為のうちを貫道しているのであり、
私達は、彼等の表現するところに、それを感得している。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
政治の対象は、いつも集団であり、
集団向きの思想が操れなければ、
政治家の資格はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
批評文の作者はいつも、
ある命題が心に浮ぶと同時に、
その反対命題が心に浮ぶくらい
鋭敏でなくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
友は、
日に新たに理解出来なくとも、
少しも差し支(つか)えのない全体
として現れる。
愛情は、そういう全体しか見やしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
悲しい目に会うと、
ふと心に浮んで来る様に、
色んな事がわかるものです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
作品から思想許(ばか)りを血眼になってあさっている態の評論は、
見た眼がどんなに痛烈にみえようが、
所詮(しょせん)お上品な仕事だ。
作者の臭いとこにも痛いとこにも触れはしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
ある目的の為に、精神と肉体とが一致するという事は、
何と難しい事であろうか。
僕等の肉体は、
僕等に実に親しいものであり乍(なが)ら、
又、実に遠いものではないのだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
歴史意識とは──
しまった、とんでもないことをしてしまった、どうしようという悶(もだ)えだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
考えるとは、
物に対する単に知的な働きではなく、
物と親身に交わる事だ。
物を外から知るのではなく、
物を身に感じて生きる、
そういう経験をいう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
感情が生理的に弱る事を
人は見逃さないが、
感情が固型化によって衰弱する事は
屡々(しばしば)見逃す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
平和の技術はまた戦争の技術でもある。
目的いかんにかかわりない技術自身の力がある。
目的を定めるのはぼくらの精神だ。
精神とは要するに道義心だ。
それ以外に、
ぼくらが発明した技術に対抗する力がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
僕等が抵抗するから、
歴史の必然は現れる、
僕等は抵抗を決して止(や)めない、
だから歴史は必然たる事を止めないのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
芸術家は、みんなが忘れている事に気がつく人間だ。
然(しか)しこれ以外に芸術家の仕事は断じてないという事は多くの人が忘れている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
作品から人々がほんとに得をするのは
作品に感服した場合に限るので、
とやかく批評なぞしている際に、
身になるものは
事実なんにも貰っていやしないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
人間はこの世が簡明にみえる青年期を過ぎると、
あまり複雑で手の付け様もない世の実状を眺める様になる。
これを乗り切ると
この世は案外単純な相を呈して来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
皆間違えているが、
人間が性格を持つのじゃない、
寧(むし)ろ性格の方が人間に取りつくのだ。
自分の性格なぞ気にもとめない人間に
一番よく取りつく。
無論、私には取りついているのだ、
私には、そんなものは要らないから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
自分で判断して、
自分の理想に燃えることの出来ない人は
スローガンとしての理想が要るが、
自分でものを見て明確な判断を下せる人には
スローガンとしての理想などは要らない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
絵や音楽が解るというのは、
絵や音楽を感ずる事です。
愛する事です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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