名言ナビ
→ トップページ
今日の
小林秀雄の名言
☆
10月8日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
空虚な精神が饒舌(じょうぜつ)であり、
勇気を欠くものが喧嘩(けんか)を好むが如(ごと)く、
自足する喜びを蔵(ぞう)しない思想は、
相手の弱点や欠点に乗じて生きようとする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
なるたけ理解の手間がはぶける様に、
平ったくして、鵜呑(うの)みに出来る様にとは、
誰も知らず識(し)らずやる事で、
そういう事に何の努力が要るものではない。
そういう傾向は、
誰の裡(うち)にもある
転がりやすい精神の坂道の様なもの。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
恋愛によって、自己が発見できる。
自分というものがわかってくるし、
ふだんねむっている理知が、
恋愛によってめざめてくるよ。
だから、恋人たちは才能がある、なんていわれるんだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
社会的伝統というものは奇怪なものだ。
これがないところに
文学的リアリティというものも亦(また)考えられない
とは一層奇怪なことである。
伝統主義がいいか悪いか問題ではない。
伝統というものが、
実際に僕等に働いている力の分析が、
僕等の能力を超えている事が、言いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人間は自己を視る事から決して始めやしない、
自己を空想する処(ところ)から始めるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
(文学界は)様々な借りものの批評原理を持った様々な批評家が争っているだけである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
学問では、
疑いを積み、問いを重ねるのが大事であって、
理解や明答に別(べっ)して奇特があるものではない、
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
俺を支えているものは俺自身ではなく、
ただ俺の過去なのかもしれない。
俺には何の希望もないのだから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
この世を如実に描き、
この世を知りつくした人にも
なお魅力を感じさせるわざを、
文学上のリアリズムと言う。
これが小説の達する最後の詩だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
僕等自身の生は
「永遠の現在」とさえ思われて、
この奇妙な場所に、
僕等は未来への希望に準じて過去を蘇らす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
文化活動とは、
一軒でもいい、確かに家が建つという事だ。
木造建築でもいい、
思想建築でもいいが、
ともかく精神の刻印を打たれた
ある現実の形が創り出されるという事だ。
そういう特殊な物を作り出す勤労である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
現代の音楽好きは、
音楽の暗示するさまざまな空想にとらわれず、
鳴っている音を
絶対的な正確さで、耳で捕らえる
という音楽鑑賞の基本がぐらついているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
作品から人々がほんとに得をするのは
作品に感服した場合に限るので、
とやかく批評なぞしている際に、
身になるものは
事実なんにも貰っていやしないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
作家にとっては、
影響を受ける
(影響を与えるという事は、彼には何の意味も持たない)
という事は、
同化、再生という、分割出来ぬ過程を意味します。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
「自分で自分が解(わか)りませんの」
と言うのが好きな女がいた。
そう言う時の自分の顔付きを
鏡でよく知っているのだと白状した。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
果樹を栽培して、いい実を結ばせる、
それが culture だ、
つまり果樹の素質なり個性なりを育てて、
これを発揮させる事が、cultivate である。
自然を材料とする個性を無視した加工は
technique であって、culture ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
映画を見に出かける人々には、酒場や踊場に行く人々と全く同じ基本的な念願がある。
自分では織れなくなった夢を織って貰(もら)いに行くのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
無為な人の心は、
取り止めもない妄念や不逞(ふてい)な観念が、
入り乱れて棲(す)むのに
大変都合のいい場所なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
言語という便利な道具を、有効に生活する為に、どう使うかは後の事で、
先(ま)ず何を措(お)いても、
生(なま)の現実が意味を帯びた言葉に変じて、語られたり、聞かれたりする、
先ずそれだけで、
私達にとっては充分な、又根本的な人生経験であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
私は本は勉強以外には読まぬ覚悟をしています。
(中略)作品を勉強の為に読むとすれば、必定(ひつじょう)、
作品を通じて作家の心に推参したいと願います。
作家の個性的な心情を、
或(あるい)は個性的な体系を
明らかにしてくれない様な作物(さくぶつ)は、
私には、何の興味もありません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ