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今日の
小林秀雄の名言
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10月7日
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1.
絶望するのにも才能を要し、
その才能も学んで得なくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれて来る。
彼は科学者にもなれたろう、
軍人にもなれたろう、
小説家にもなれたろう、
然(しか)し彼は彼以外のものにはなれなかった。
これは驚く可(べ)き事実である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」(西行)
この歌を美しいと感ずる限り、
私達は、めいめいの美的経験のうちに、
空即是色(くうそくぜしき)の教えを感得しているわけではないか。
美しいと感ずる限りだ、
感じなければ縁なき衆生(しゅじょう)である、
まことに不思議な事であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
こうあって欲しいという未来を理解する事も易しいし、
歴史家が整理してくれた過去を理解する事も易しいが、
現在というものを理解する事は、
誰にもいつの時代にも大変難しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
愛読書を持っていて、
これを溺読(できどく)するという事は、
なかなか馬鹿にならない事で、
広く浅く読書して得られないものが、
深く狭い読書から得られるというのが、
通則なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動はわからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人間が人間の事しか笑わないというのは、
人間が人間達と一緒に暮していなければ笑わないという事だ。
一人っきりで笑う奴はない。
思い出し笑いとは二人で笑う事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
若年の年月を、
人は速やかに夢みて過す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
痛切な経験が、
神や仏という言葉を発明した
と考えるのに、何も難しい事はない。
経験の機会は、少しも減らないのだから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
批評文の作者はいつも、
ある命題が心に浮ぶと同時に、
その反対命題が心に浮ぶくらい
鋭敏でなくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
どうも、焼き物の姿というものは、
中身は何でもよい、
酒でも種子でも骨でもよい、
ともかく物を大切に入れて蓄えるという用を買って出たところに、
一番、物に動じない姿を現すようである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
精力的な精神は決して眠り度(た)がらぬ。
精神は決して必然性の命令に屈従してはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
宿命というものは、
石ころのように往来にころがっているものではない。
人間がそれに対して挑戦するものでもなければ、
それが人間に対して支配権をもつものでもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
絵を見るとは、
解(わか)っても解らなくても一向平気な
一種の退屈に堪える練習である。
練習して勝負に勝つのでもなければ、
快楽を得るのでもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
現実を眺めて、その遠近法ばかり研究していても仕方ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
僕等はあらゆる簡便法の直中(ただなか)にいる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
「うごくこゝろぞ 人のまごころ」(※本居宣長)。
動かなければ、
心は心である事を止(や)める、
動かぬ心は「死物」である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
あらゆる世紀の文学は、
常に悲運の天才を押し流す傍流を生む。
蓋(けだ)し環境の問題ではないのである。
或(あ)る天才の魂は、
傍流たらざるを得ない秘密を持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
私という人間を一番理解しているのは、母親だと
私は信じている。
母親が一番私を愛しているからだ。
愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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