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今日の
小林秀雄の名言
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9月24日
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1.
何故(なにゆえ)に人間の捕えた理想は空しいのか。
それは単なる人間精神上の戯れだからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
僕は非常に音楽が好きである。
だから、演奏会では、よくうとうと眠る。
(中略)演奏会で音楽を聞いている状態は、
床の中で寝ようとする時の状態に酷似しているのであって、
言ってみれば絶対の屈従によって、
心の自由を獲得しようとする状態なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
喜びを新たにするには悲しみが要り、
信を新たにするには疑いが要る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
女は
ごく僅少(きんしょう)な材料から
確定した人間学を作り上げる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
あらゆる要素が互いに混合して
実人生というものは動いているので、
他物から独立した純粋な状態という様なものは、
人間が勝手に頭のなかに描いてみない限り、
誰も実際経験してみる事は出来ないのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
人間は、
孤独な反省に頼って己れを知る様には
決して作られてはいないのである。
常に他人が必要だ、
いや他人を信ずる事が、
他人に信じられる事が。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
他人を傾聴させる告白者は、
(自分自身を守ろうとはせず)
人々の間に自己を放とうとするであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
意地悪くものを見て
意地悪く表現するより、
率直にものを見て
率直に表現する方が
遥(はる)かに難しいが、
率直にものを見て
必然的にその表現が逆説的になるという事には、
もっと大きな困難がある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
僕等は他人の性格に関しては、
はっきりした知識を持った気でいる事が便利だが、
自分自身の性格に関しては
不得(ふとく)要領に構えているのが便利である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
人間は、
憎悪し拒絶するものの為には苦しまない。
本当の苦しみは
愛するものからやって来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
濫読(らんどく)による浅薄な知識の堆積というものは、
濫読したいという
向こう見ずな欲望に燃えている限り、
人に害を与える様な力はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
皆間違えているが、
人間が性格を持つのじゃない、
寧(むし)ろ性格の方が人間に取りつくのだ。
自分の性格なぞ気にもとめない人間に
一番よく取りつく。
無論、私には取りついているのだ、
私には、そんなものは要らないから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
自分を冷静に観察してみるがいい。
その時、恰(あたか)も肉体のうちに異物が這入(はい)って来る苦痛を感じる様に、
観察という異物が侵入して来る不快を覚えない様な精神は
生きた精神ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
僕等の嘗(かつ)ての経験なり知識なり方法なりが、
却(かえ)って新しい事件に関する僕等の判断を誤らせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
文学者が文章というものを大切にするという意味は、
考える事と書く事との間に
何の区別もないと信ずる、そういう意味なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
社会は人々の習慣によって生きる。
社会革命とは
新しい習慣をあらたに製造する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
微笑は何(な)んの武器をももっていない。
微笑する人には、何んの不安もない。
そこではただ生命の花が開くだけだ。
子供は大人より笑う事が拙劣で、微笑する事が上手である。
子供が美しい所以(ゆえん)である。
そして又すべての人間の美しさは子供の微笑に胚胎している。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
重ねて来た実験経験をたのみに、
若い者を虐待する。
その実、経験などはとうの昔に忘れているのだ。
虎の子にしているものが、
経験から割り出した、
従って経験とは似ても似つかぬ
哲学乃至(ないし)は処世法に過ぎぬとは気がつかない、
少くとも気がつきたくない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
仏教によって養われた
自然や人生に対する観照的態度、審美的態度は、
意外に深く私達の心に滲透(しんとう)しているのであって、
丁度雑沓(ざっとう)する群衆の中で
ふと孤独を感ずる様に、
現代の環境のあわただしさの中で、
ふと我に還(かえ)るといった様な時に、
私はよく、成る程と合点するのです。
まるで遠い過去から通信を受けた様に感じます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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