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今日の
小林秀雄の名言
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6月8日
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1.
二人は並んで腰を掛けているが
全く別々の世界の住人である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
万人のために書かれた一流文学作品も、
精読される機会というものを、
そうたんと持っているものじゃない。
ましてや、
極少数の読者を相手にする、
或(あるい)は事実上相手にせざるを得ない文学的表現、
というより寧(むし)ろ文学志望的表現が、
精読される機会は実に絶望的に少い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
肉体の病人は、
ごく軽い病人でも、健康を切望するものだが、
精神の病人は、いくら精神が腐って来ても、
それに気が付かないだけの口実は用意する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
罪という言葉、罰という言葉を発明せざるを得なかった個人と社会との奇怪な腐れ縁。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
誰も短い一生を思わず、
長い歴史の流れを思いはしない。
言わば、因果的に結ばれた長い歴史の水平の流れに、
どうにか生きねばならぬ短い人の一生は垂直に交わる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
青春というものを本当に正面から掴(つか)んで、
これに積極的な表現を与える
という仕事に成功した作家は少いのだ。
才能などではごまかし切れぬのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
自分の殺人行為に就(つ)いて悔恨を感じていない。
だがこの行為を他人に絶対に秘密にして置かねばならぬ必要は感ずる。
この必要が罪というものの正体だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
作品の鑑賞とは
作者のゆめが
どれだけの深さに辿(たど)れるか
という問題に外(ほか)なりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
不安が極限に達すれば、
人はもう不安なくしては生きられぬと感ずる。
不安は彼の神ではないとしても、
少なくとも彼の支柱となる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
一流の作品を鑑賞する場合、
作者側の協力が過分に働きかける処(ところ)から批評の困難は生ずるのであるが、
そういう困難を評家は実際上困難とは感じないものである。
何故(なぜ)かというと
困難に参するのが楽しいからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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